ちょっと前の話

ナミボー

2013年10月19日 16:27







疲れ切った社会の歯車、ナミボーの元に暇人代表のヒゲオからお誘いがきた。


「ガシラ釣りにいかね?Masaさんも行くよ」



Masa?ああ、あの甘利大臣に似た変態か。




「さっちー、右に展開してそこでフリップキャストだ!あ、なんちゃらマン!そっちじゃない、左前方の柱に集中砲火だ!」

※チーム変態に的確に指示を飛ばす甘利隊長の図




そういえば、最近チームバナナが全く機能しない。

なんならもうパズドラの話しかしねえ!


特に赤子の渋とバナナが重傷だ。

もはや中二病の末期と言える。


赤子の渋に至っては堂々と課金までしている始末。

もはや救えまい。


バナナは

「俺は無課金やからな!シブ!お前は課金したからカスや!」




・・・・むぅ、相当な重傷だが、まだなんとか救えるかもしれん




今回のガシラ釣行に誘ってみる。




ヒゲオカーに乗せてもらい、現場に到着。

「誰がピンク船長やねん!フハハハ!」




あ、なんかナイフ持った人が叫んでるぞ!

あれ、なんかこの人見たことあるような・・・。

昨日見た釣りビジョンに出てたような気がするぞ。



まあいい。

甘利大臣はとっくに到着していていた。

なんとか時間に間に合ったバナナを乗せ出発。


話と違い、最初はシーバスを狙うという。

え?シーバス?あんなもんオカッパリから釣れるじゃん。

この時期ならどこでも釣れるだろ。

そう思っていたのだが、

変態の甘利隊長もヒゲオもシーバスが釣りたいらしい。


ふ~ん、あっそ。


仕方ないので、ナミボーもシーバスを狙ってみる。

昨日の釣りビジョンでピンク船長が自慢げにやってた

竹嶋ジャークとやらを的確に再現してやる。


ナミボ「おい!タケシマぁ!!!見たか!これがナミボジャークだ!」

ピンク船長「ひぃ!すげえ!僕以上の竹嶋ジャークっすよ!ひぃ!完璧です!」

ナミボ「当たり前だろ!タケシマぁ!!!」

ピンク船長「ひぃ!ナミさん、なんですか?」

ナミボ「タケシマはなぁ・・・・日本の固有の領土だ!バカヤロウ!」

ピンク船長「ひぃ!ありがとうございまぁ~す!」



ナミボジャークで着いてくるシーバス。

しかし、ナミボはわざと喰わせずに、後ろでモジモジしている変態に


ナミボ「おい!甘利!これ釣っとけ!俺がヤル気スイッチ入れたったから、後は入れパクや!」

甘利「あ、ホントだ!釣れた!ナミボーさんありがとう!」



久々の釣りに感覚がつかめずにモジモジしているバナナ。



ナミボ「おい!バナナ!!!」

バナナ「なんですか、ナミさん」

ナミボ「よく覚えておけ。お前はなぁ、」

バナナ「はい!」

ナミボ「顔がバナナみたいやからバナナや!」

バナナ「ありがとうございまぁ~す!」







ナミボの気合いでバナナもシーバスをゲット。


ヒゲオもこっそりシーバスをゲット。


全員にシーバスをゲットさせたナミボ。



ナミボ「よし!タケシマぁ!ガシラポイントへ行ってくれ!あのポイントへ!」

ピンク船長「ナミボ船長!あのポイントよりも、他に近くにオススメポイントがあるんでゲスが、そっち行ってもいいでゲスか?」

ナミボ「ああ~?どこだ?なになに・・・・・アホか!そんなとこ釣れるか!・・・まぁ、いい、行ってみろ。


ピンク船長「ありがとうございまぁ~す!」


しかし、ピンク船長オススメポイントは2カ所とも不発。


うなだれるピンク船長の肩に、ナミボがそっと手をのせる。



ナミボ「タケシマぁ、俺にはわかっていたが、お前のそのガッツは無駄じゃない。気にするな。」

ピンク船長「はい!ありがとうございまぁ~す」

ナミボ「さっさといつものとこ行け」



いつものポイント。



ヒゲオやら甘利やら顔がバナナがキャッキャと楽しくガシラを釣り上げる中

ナミボは一人、魚探を注意深く見ている。


ピンク船長「魚探が真っ赤でげすね!テンションあがるでゲスね!」


もはやゲスキャラと化したピンク船長の言葉を無視し、注意深く魚探を見つめるナミボ。




そして、確信をもった眼差しで魚探の画面を指さすナミボ。


ナミボ「おい!タケシマぁ!これがわかるか?」


ピンク船長「へ?岩じゃないでゲスか?」


ナミボ「・・・・・違うな。船を11時の方向に、ゆっくり1ノットでつけろ」



おもむろに船首にたち、キャストするナミボ。



来た!



静かに叫ぶナミボ。


リールは悲鳴をあげ、ピンク船長が



「ひぃ!モンスターでゲス!超大型アコウでゲスヨ!この海の支配者でゲスヨ!!!」


「タケシマぁ!あわてんなぁ!タモを用意しろ!もはやこいつは俺の支配下にある!!!」




冷静に支持するナミボ。落ち着くピンク船長。


2回ほど失敗したが、無事ネットイン!



この海のモンスターを釣ったナミボが一言。


「なにが釣れるかじゃない。なにを釣るかだ。」



またひとつ伝説を作ったナミボ。


彼の釣りへの挑戦はまだまだ続く!!!



                      to be continued










えー、実際はMasaさんがシーバス7匹、バナナとヒゲオが2~3匹ずつ。ナミボがチビバラシのみという釣果でした。
でも、ナミボだけがアコウを釣ったのは事実です。
ガシラは全員そこそこ釣りました。







ガシラは活かして持って帰り、刺身にしましたがウマかったです。

当然アコウの方がうまかったですが、ガシラも結構いけました。





ガシラは死んだやつを刺身にしても全然うまくないですが

活かしたままだと段ちがいにウマいです!

調理が超めんどくさかったけど。

骨というか、あいつらゴツゴツトゲトゲし過ぎてめんどくせ。




ピンク船長!遅い時間まで操船ありがとうございました!
※無茶苦茶書いたけど悪意はないし、大人な対応で許してね♪