落ち鮎パターンで釣れまくって
「•••落ち鮎パターンはもういいや」
ってなったナミボ。
だって
行けば釣れるじゃーん!
とアホ丸出しのヘソピアスギャルばりに
ヘソピー天狗状態になっていた。
多分、この時のナミボはデコに アホ と書いていただろう。
アホ丸出しのヘソピーをして
「男どもは全員私の と•り•こ♥」
とか言っちゃう超ド級バカ女ぐらいの勘違いヤロウだった。
「俺にも釣らせろぅ!」
と言ってきたバナナに対し
「はぁ?3回連続でロクマル、最後にはナナマルも釣ってもうたんやぞぉ!
落ち鮎パターンは完全に攻略したお!」
「あのやり方やったらボウズないわ。オマエにも釣らせてやんよ!」
と、二人で意気揚々と行ったのだが
ほんげー!!!
ってなるぐらいビビるぐらい釣れなかった。
(画像のこいつはモンゲーです、あしからず)
そんな意気消沈したところに奴が
「ナミちゃん好調らしいやん!ボクにも釣らせてよぉー!」
と騒ぎだした。
「仕方ない、小汚いシーバスを釣らせてやるか。」
•••つうか、もう小汚くてもなんでもいいから簡単にシーバス釣らせてぇ!
早速情報を集めるナミボ。
浮きピューターに聞くと、サヨリパターンが好調らしい。
浮き輪さんもちょいちょい釣っているそうだ。
でも、サヨリパターンてデカイの釣れるけどムズいって聞くよなぁ。
躊躇するナミボだったが
まさひろの鼻息がロウソク100本消すぐらいの勢いになってきたので
行く事にする。
一人だとお守りしきれない可能性があるのでバナナと渋も誘う。
釣具屋でサヨリパターン用のルアーを物色していると、バナナから
「パラガス買っといて」
と連絡が入る。
え?パラガスでいいの?と思ったのだが
他のサヨリパターン用は概ね2000円代に対し、パラガスは1080円とお安いので
「あ、半額に釣られたな」
とほうっておくことにする。
教えてもらった現場に着くと、浮き輪さんとバナナがすでに来ていた。
浮き輪さんにガイドしてもらいながら釣りをはじめる。
バシャバシャバシャー!
ドーン!ドーン!
日が沈む前なのに、アチコチで海面が炸裂したかのように激しくボイルしている。
うわぁあああ!これがサヨリつきシーバスの補食かぁああ!
何年か前にも見た事があったが、こんなに広範囲でだだっ広い場所でやってるのを見るのは初めてだ。
生命感に溢れているので、テンションあがりまくる。
でも、どうせ釣れないんだろうなぁ。
つうか、こんだけ広範囲だし、ボイルも法則性ゼロやん。
サヨリが多すぎて、一面サヨリの絨毯で、そこにシーバスが
思い立った瞬間、闇雲に突撃してるだけじゃん。
半信半疑で浮き輪さんオススメのルアーを投げていると
ドン!ドン!トン、ドン!ドン!ドン!ドン!
ロクマル5本(最大68センチ、あとはなぜか63センチばっか)
40センチ1本(え?オマエ、サヨリ喰えんの?って感じだったが、ガッツリ口に掛かってた)
ナナマル1本(シッポスレの73センチ。スレだけに死ぬほどひいた)
※めんどいので写真はなしです。あしからず。
4時間ほどの釣行でロクマル以上6本という好釣果をたたき出したナミボ。
周りも全く釣れず
並んでいたアングラーは入れ替わりで、居なくなっては新しい人が現れの繰り返しだった。
浮き輪さんは1本釣った時点で満足し、颯爽と去って行った。
(見渡す範囲では10人近く人が居たが、キャッチしているのを見たのは浮き輪さんだけだった)
バナナも渋も掛けバラしのみ。
サヨリパターン攻略した!••••いや、なんでやろ。なんで俺だけこんなに•••
逆に気持ちワルゥう!!!!
サヨリパターンを攻略してしまったのか、ナミボ!?
次回へ続く•••多分
(※ちなみにまさひろは「あ、仕事入ってたわ!忘れてた!ブヒィ!」言うて来なかった)