4日間ほどサヨリパターンを攻略するために通ってみました。
結果を報告する前に、「俺はサヨリパターンを攻略した!」
といえる為の、レギュレーションを説明します。
(あくまでもシーバカ日誌の独自ルールなのであしからず)
1、サヨリパターンを攻略したと言えるのは3本以上を釣り上げた時のみとする!
2、但し、釣り上げたシーバスはいわゆるスズキサイズの60センチ以上とする!
3、その日の夜のみとする!
更に注意すべき点もお伝えするぜ!
初めてサヨリパターンをやるものの心得!
サヨリパターンとは、表層付近を泳ぐサヨリにそっとルアーを紛れ込ませなければならい。
それゆえに、サヨリが引っかかりまくるのだが、こいつがまた
とんでもなく臭い!
「うわ、ちょっ!オマエなんなんすかー!くっさ!」
ってなりながらフックに絡まるサヨリを外さなければならない。
故に
手が臭くなる事を覚悟せよ!
「あれ、脂がのってうまいねんぞ!」と言う人も居ると思うのですが、
「あれ、うまいとか以前にくっさいねんぞ!」とナミボは声を大にして言いたい。
この強烈なオイニーの生き物が「食べ物」として分類されていることに違和感を覚える。
「え?ジャンル的には臭豆腐?鮒寿司?ドリアン?シュールストレミング?同じ扱いでいいの?」
ボイルしてる=サヨリ暴れ回る=ルアーにサヨリ引っかかる=外す=手臭くなる
この誰も覆せない方程式に立ち向かえる心を持つ勇者にしかシーバスは釣れない。
横着こいて「わぁああああ!くっせえええ!うぜえぇええ!」と海面にサヨリごとルアーをバチコンして外すのはやめた方が良いだろう。
バナナがしてたので、マネしたらルアーがまっ二つになった。
もう、どこの誰の攻略ブログにも書いてないが、これだけは真実としていえる。
オイニーを制するものがサヨリパターンを制する!
以上を踏まえた上で、
サヨリパターン、スタートゥ!!!
(イメージ的には右がナミボ、真ん中バナナ、左が赤子)
1日目 ナミボ60アップ6本、40センチ1本 サヨリパターン攻略!
(なんで釣れたのか疑問満載だが、多分運。)
バナナ 0本 赤子の渋 0本 敗北
この日、ナミボのリールから激しいシャリシャリ音がして周りにもうざがられた。
2日目 ナミボ60アップ3本 またまたサヨリパターン攻略!
但し、前回の釣行でメジャーとプライヤーを落としていた事に気づく。
更に、シーバスを外す時に暴れてタックルが海に落ちる。救出できたが、シャリシャリ音が軽減されるも、なぜかアタリもなくなる。
バナナ 60アップ1本50アップ1本 敗北
3日目 ナミボ60アップ2本 敗北
赤子の渋 バブバブ言うのみで 0本 敗北
シャリシャリ音完全に消える。アタリが極端に少なくなる。12連続キャッチしていたのだが、この日2バラシをする。
4日目 「昨日サヨリパターンの攻略動画見た!」「スーパームーンにお祈りしてからやるのが吉」 オカルト釣法の申し子、赤子の渋が60アップ2本、50アップ1本で惜しくも敗北!
ナミボ 60アップ1本 敗北
但し、シーバスを外していると「うわ!テトラの底の方の隙間に黄色のメジャーあるやん!」初日に落としたメジャーを救出。ある意味勝利!新しいのもう買っちまったけど。
以上の結果を踏まえた上で、サヨリパターンを考察します。
1、ゆる巻きで巻く
2、サヨリにやたらと当たるところではストップしてみる
3、ルアーは重要!サヨリにコツコツ当たるルアー必須
4、オカルトを信じる人はスーパームーンに祈る、もしくは月に向かって手を合わせる。あと、リールはシャリシャリ音がすればするほど良い。カキ氷作ってるのかよ!と言われたらその日は大漁。
5、運・・・うん、運。
サヨリパターンをざっくり一言でまとめるなら
手が臭くなって、石鹸で何回洗ってもオイニーがとれねえよ!しかもなんやねん!ランカー釣れると思ったのに、13本釣って、ほとんどが60センチぐらいじゃねえか!バカヤロウ!