チームバナナ&ゴムオーズ奇跡のコラボ!ゴムオよ、これが磯だ!

ナミボー

2012年09月23日 11:52





9月22日


前日にゴムオにラストサマーしに行こうと誘ってみる。





ゴムオ「カンノとアオリイカ狙いに行く予定やったけど、あんなゴミ袋釣って喜ぶのは勉三だけ!ラストサマーに行く!行く!」






釣行決定!


今回のメンバーはチームバナナからは俺と渋。


ゴムオーズからはゴムオとカンノ氏。


いざ、渋カーでGO!





車中でゴムオが




「ナミボーはすぐに眠る!前のゴムボ釣行でも即効でHP1になったし!俺はHP1万あるから!徹夜でも楽勝!ゴムオ無敵伝説!バリバリマシンだぜ!ヒャッホー!」




と大騒ぎしていたが





助手席ですぐ寝た。




渋が頑張って一人で運転してなんとか到着。









おNEWのライフジャケットを嬉しそうに着こみ


「俺、初めての磯やけど、今日爆釣しちゃうんやろなぁ~。だって俺、無敵伝説バリバリマシンやもん!」


一人ハシャギまくるぎゃんぶらぁのゴムオ。


めっちゃ人が多かったが、分散したため目当ての磯に渡れた。


いざ、ラストサマー!!!!





初っ端からジグをブン投げるゴムオーズ。


「男らしくねえな!トップ投げんかい!」


そう思いながら見ていたが、二人ともそこそこ上手だ。


一人トップを投げ続けるナミボー。


渋はなんかおかしくなっていた。それは後述するとして








「明日のF1どうなるんやろうなぁ~」

「アロンソぶっちぎりやで!バリバリマシンやで!」

「今日の晩御飯のおかずなんやろ?」

「バリバリマシンやで!バリマシやで!」




瞬く間に戦意喪失、意味不明な会話で現実逃避するゴムオーズ。


やはり磯という名の過酷な戦場に連れてくるには、ゴムオという名のヒヨッコにはまだ早かったか。


戦場こそ我が家を自負する生粋の戦士ナミボーだけが一人闘い続け、


死の海から奇跡的にもメーターオーバーのシイラをHITさせるも、痛恨のフックアウト。


餌釣りのおばちゃんからも


「あれはでかかったねえ!絶対メーターオーバーやで!ペンペンなんかじゃないもん!」


声をかけられるほどの力闘!










それにひきかえゴムオーズは





「やっぱうどんやんな。ラーメンとか濃くてもう無理やわ」

「肉とかちょっとキツイよなぁ。俺はまだ喰えるけど」

「肉とか体が欲してないねん。おひたしとか、そんなんがええわ」

「油ものとかイサオ君もう無理なん?」

「無理無理!カンノはまだいけるん?」




全滅寸前だ!








さすがに6回目ともなると、磯という名の魔物の恐ろしさが分かり始めた渋。



「ちょっとやってみますわ」



そう言いながら、タックルボックスをゴソゴソしだした。


見ていると妙な仕掛けをこしらえ始める。


継ぎ足しだらけの糸、重り代わりのブレード。


サビキ用の釣針。


餌釣りのオヤジと仲良くなって生オキアミを調達する。



うわ、こいつ餌釣りを始めたよ!



ルアーマンの魂をいとも簡単に捨ててしまう渋。


しかも、アホみたいにバンバン釣れている。




ザコみたいな魚が大漁だ!






ゴムオとカンノ氏のバグがひどくなってきたので、昼に磯を退散することにする。







それにしても現実とは恐ろしい。





磯に渡る前


磯に渡った後



ちなみに先週の台風前まではバンバン回遊しまくって、釣れまくっていたみたいだが、台風の後は


全くと言っていいほど回遊してこなくなったらしい。


餌釣りのオヤジの証言ではキハダもまわっていたらしく


その時にいたルアーマンが12回掛けて、2匹揚げたらしい。


90センチクラスのキハダだったようだ。


台風ですべて沖にいってしまったようで、


はるか遠くの沖合では船がひしめきあっていた。







すべての希望や夢を一瞬で消し去ってしまう磯。


特に、はじめてのチュウならぬ、はじめての磯だったゴムオは


その恐ろしさをまざまざと見せつけられて



「初めてペロペロしたアソコと同じ味がした。梅ぼし味だった。磯とアソコは同じだ!梅ぼし味なんだ!!!」



帰りの車中で完全に錯乱していた。










そんなゴムオが最後に一言。



「まあ、俺、梅ぼし好きやからいくらでもペロペロできるけどね!」



いろんな意味でおしまい。

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