ビミョーに燃焼した今年の夏!語られなかったエピソード

ナミボー

2012年09月30日 22:11







とりあえず、クソつまんねーエギング釣行の事は一旦置いといて

今回は夏の思い出を語りたいと思います。




えー、今年の夏はビミョーでした。


去年はアホみたいに釣れたシイラも今年は大苦戦。


1メートル20センチオーバーはキャッチできましたが、


数的には10匹程度と、釣行回数を考えるとイマイチどころか


チョー厳しかったっす!




そんな釣行のなかから、記事では触れられなかった隠されたエピソードを紹介し、去り行く夏に別れを告げたいと思います。


さようなら夏!

さようならシイラ!

また来年あいましょうスペシャル!スタート!





エピソード1 謎の少年、その名はハカセ!



※イメージ画像です。



渋と二人で沖磯に渡った時のこと。

この日もシイラ狙いのルアーマンがわんさか来ていた。

その中に小学校高学年ぐらいのメガネに坊主頭の少年が混じっていた。


その少年はゴムオも持っている





ドラドTシャツのオレンジバージョンを粋に着こなしていた。


正直、こんなもん買うやつの気がしれないが、本人は嬉しそうに

「僕より大きいシイラ釣れるかなぁー」

とかほざいていた。
※ちなみにオヤジはブルーマーリンTシャツを着てた。



「オマエみたいなガキに、てめえよりデカイシイラが釣れるか!」

多分、腕的にはこの少年と同じレベルであろう渋が悪態をついていたが、

この少年、只者ではないと思い、そのメガネからハカセと勝手に名付け、動向に注目していた。


我々はハカセ親子とは別の磯に渡ったのだが、案の定





死んだ。


但し、シイラは皆無だったが、ジグでツバスがバンバン釣れていた。

周りにいたルアーマンは結構釣っていたが、ツバスに興味がないので

最後までトップを投げ通した僕はゼロ。

途中ジグに切り替えた渋が2匹ほどツバスをゲット。

意気消沈したまま昼に切り上げたが、どこの磯でもシイラの回遊は全くなかったらしい。

ハカセ親子も昼上がりだったが、ハカセは妙にうれしそうだ。



待合所でタックルを洗っていると、ハカセのグループが写真撮影用にツバスを並べはじめた。





大量に並べられるツバス達。

それを見て

「おー!凄いやんか!これどうやって釣ったんや」

渡船屋のオヤジがツバスを並べているハカセに声を掛けている。

「あんなー、ジグをなー、3回ぐらいシャクってなー。そんでなー、ストップしてフォールさせたらドーンとくんねん」

得意げに語るハカセ。






渋と二人でなにげなく聞き耳を立てていたのだが、次の瞬間、衝撃の事実が!!!


渡船屋のオヤジ「おー、凄いやんか!僕は何匹釣ったんや」

ハカセ「僕は一匹も釣ってないよ」

渡船屋のオヤジ「・・・・・え?僕はボウズかいな」



二人の会話に驚く渋。

「オイオイ、ハカセ、釣ってもないのに得意げに語っちゃったよ!ボウズやのに3シャクリ後のフォール中とか言っちゃったよ!」



ん?なにが?なにがおかしいの?的な顔で渡船屋のおやじを見上げるハカセ。

見下ろしながらも複雑な表情の渡船屋のオヤジ。

その二人を見つめる渋。

そんな3人の間を優しい風が通り抜け、時はゆっくりと過ぎていった。






エピソード2 おまえ、トモダチおらんのか?


巨大シイラを捕獲した日





シイラとの激闘中に、実はブログでは語られなかった隠されたエピソードがあったのだ!




俺が巨大シイラを掛けた瞬間、バカバナナと赤子の渋に


「デカイし、しばらく弱りそうにないから投げてていいぞ。寄ってきたらタモ入れしてくれ。」


そう言って、余裕シャクシャクでファイトをしていたナミボー。

少し離れた磯の先端でルアーを投げる二人。




これぐらいのシイラになると、半端ないヒキであちこち走りまくる。

同じ磯に居た餌釣りのオヤジの邪魔にならないよう、慎重にファイトするナミボー。

ラインが岩に擦れないよう岩場を軽快に飛び回り

まるで





義経の八艘飛びのごとく華麗なファイトを繰り広げる。




さしもの怪物シイラも弱ってきた。

近寄ってくる魚体。

さすがにデカイ。

俺より1メートル上の岩場に居た餌釣りのオヤジも


「これはめちゃくちゃデカイぞ!にいちゃん!慎重にいけよ!」


応援してくれる。



タモ入れの為にバナナと渋の姿を探すと、まだ先端でルアーを投げている!

オイオイ、まだ投げてるのかよ!ええ加減こっち来てくれよ!

そう思っていると餌釣りのオヤジが大声で


「にいちゃん、タモ入れできるんか!一人で来てるんか?こんなん一人じゃ無理やぞ!トモダチおらんのか!?」





えっと、いちおートモダチと来てるんですけど。

けど、そのトモダチが、かなりのアホだから、こっち気づいてくれないんすよねー。


心の中で思ったが、確かにこんなデカイの一人じゃ無理だとわかっているので

大声でバカバナナを呼ぶことにする。



めんどくさそうにノロノロやってくるバナナ。

ブッコ抜けと言わんばかりだが

掛かっているシイラを見て、ようやく状況を理解できたようだ。

なんとか強引にタモ入れをしてもらう。





巨大シイラ捕獲には実はこんな隠されたエピソードもあったのだ。






他にもエピソードはあるんだけど、つまんないしめんどくさいのでこれにて終了。




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