今更ながらシイラとはなんぞや?

ナミボー

2012年11月13日 17:33







シーバスが釣れまくっているらしい。

年間200匹以上釣ったとか、爆釣したとか色々と賑やかなようだが

ナミボー的には





「ふ~~ん」







いやいや、シーバスが釣れてるんだよ!ナミボー!聞いてる!?おひさまでチ〇コかくしてる場合じゃないよ!!











「え?シーバスでしょ・・・・それで?」







え?えじゃないでしょ!シーバスだよ!シーバス!!!爆釣だよ!






「・・・・・それがなにか?」













正直シーバスは、もう僕の中ではどっちゃでもいい存在。


そりゃ昔は





全盛期の高橋由美子を見るような目つきで

「シーバス、シーバス、ハァハァハァ」

ってなってたが、今じゃ










「・・・・・・もう、グッピーじゃねえ!」


って感じで熱が醒めまくってきた。

むしろ氷点下級に醒めた。













まあ、たまにアイスを喰いたくなるような感覚で









「むう・・・よく見ると・・・アリなんじゃ。むしろ、イケるぞ!!!」


ってなるけど、基本的に情熱はなくなった。














そんなナミボーが最もハァハァするのはずばりシイラ!









季節外れ感は否めないのだが、

夏に書きかけのまま、放置しっぱなしだったシイラへの思いを綴った記事を


「うわ、なにこれ?」


って感じで発見し、即削除しようとしたが

どうせなので完成させてみた。












ナミボーのどうでもいい記事に心からうんざりする読者ども







この記事を読んで少しでも

「あ!わかるわかる!」



「シイラすげえ!俺も釣りてえ!」

ってなったら


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ぶっちゃけどっちゃでもいいけど。











シイラ、あの黄金に輝く魚。

強烈なヒキ、ルアーへの猛烈バイトぶり、トップへの超絶な反応といい

すべてのルアーマンにとって、理想の存在といえるのではないだろうか?



そんなシイラの魅力を、ジョン・ナミボーが余すところなく語ろう。






まず、シイラとは一言で例えるとするなら



休み時間の小学生である!


「あー、なんか面白いことないかなぁ」
「なんか魚みたいな形をした、ピンク色のもの泳いでいないかなぁ」
「なんか興奮するような出来事ないかなぁ」


常にワクワクを求めるくそガキども。



アングラーがピンクのドラドポッパーを放り投げるという行為は




クソガキどものいる運動場に、犬が乱入するぐらいの大事件だ!





「まてまてー!」
「つかまえろー!つかまえろー!」
「ちょ!こいつは僕がつかまえるんだ!」
「ぼくだ!うおー!まてぇー!このくそイヌー!」


猛烈な勢いで犬を追いかけるクソガキども。


そんな姿を連想させてしまうほどシイラのチェイスは凄まじい!





しかし、そのパワーは小学生どころか



いかついラガーマン並みに強烈だ。




しかも、ラガーマンばりに、一匹がルアーをガッツリ咥えて走りだすと



「おい!おい!田中!お前どうしたんだよ!」
「おい!俺にもボールをよこせ!」
「うおー!なんかわからんが燃えてきたぞ!」
「これが青春だ!」
「みんなで走るぞ!いくぞ!レッツ森田健作!」
「うおー!!!あの丘までみんなで走るんだぁああああ!!!」



なんかもう全員で、暑苦しいぐらい一丸となって走りだす!



こんな青春丸出しの生き物が他にいるか!?


シイラとは 燃えあがるほど 青春だ  
詠み人 ジョン・ナミボー




まあ、そんなシイラも数投するとすぐにスレてしまい

「は?よく見たらルアーじゃん。くだらねえ」





えらいことになってしまうのだが、最初からアバズレ級に陰険なシーバスよりは断然マシだろう。




では、ここで 

「俺が大好きなシイラ」 VS 「釣れまくってるけどたいして興味ないシーバス」

を比較検討してみよう。





一、性格




シーバス  すげえ陰気。

ストラクチャーや明暗に潜み、通りすぎる小魚なんかを

物陰からじっとみつめ、近づいてきたらなんとかしちゃおうとする変質者的な性格だが、

常に物音におびえる超神経質でもある。

もし人間なら枕が変わると眠れないタイプ。

めんどくさいので仲良くなりたくない。




シイラ   超バカ。

大きな音がすると「なんだ?なんだ?なんだ?」と集まってきてしまう程の圧倒的なバカでもあるが、

むしろそのバカさ加減が好ましくもある。

ルアーに喰いつき、苦しがって暴れ出す仲間を見ると「うわ!なになになに?これって・・・もしかしてパーティー!?」

と、勘違いしてさらにテンションがあがってしまう。

基本知能は低い。

友達にするときっと楽しいが、全く頼りにはならない。




ニ、ファイト




シーバス  ブラックバスよりヒキは強いが、強烈な流れやストラクチャーへの擦れを利用しないと

20ポンドのショックリーダーを切る事が出来ない程度のパワー。

キン肉マンで例えるならステカセキングぐらいの強さ。

回遊魚(タチウオをのぞく)と比較すると「まあ、所詮こんなもんか」程度。




シイラ  20ポンドリーダーぐらいなら己の力だけで、平気でブチ切るパワーを持つ。

キン肉マンで例えるならバッファローマンクラスの強さを誇る。

その華麗なるジャンプはファイト中ですら「うひょー!」と魅了されてしまう。

シイラのジャンプに比べたらシーバスのエラ洗いやジャンプなぞ









こんなもんだぜ。

ちゃんちゃらおかしいわ!!!




三、弱点




シーバス  釣り方が多彩なのはいいが、ジギングや陰険釣りなど、面白くない釣り方で結構釣れてしまう。

居着きはとんでもなくお下劣なオイニーを発する。




シイラ   アホのくせにスレるのが早い。

回遊魚なのでまわってきたら釣れるが、回遊がないと120%釣れないので超退屈。

顔、特にオスの顔面が恐ろしい。




とりあえず簡単に比較してみたが、どれだけシイラが素晴らしいかが理解して頂けたと思う。


え?なに?


こんだけ力説してもシイラの魅力が分らない?




あっそ





さいなら!
※さいならっきょはらっきょうのアニキに失礼なので、あえてやめました。

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