前回のジギングでメジロを掛けたのだが
ゴムオにもらったスナップ付きスイベルのスナップがブチ切られてしまい
情けなくも逃げられてしまった。
事前に船長に
「スナップとか切られるからダメっすよ」
と、言われていたが
図のようにフロントフック2本は
スプリットリングでスイベルに取り付け、
ジグのみをスナップで取り付けたので
「まあ、これで大丈夫だろう」
と思ったが、喰いが渋いのでケツにアシストフックをつけたのが間違いのもとだった。
メジロはケツに喰らいついたようで
「ああん?メジロ?楽勝じゃい!」
パワータックルなので、ゴリ巻きのパワーファイトを展開した結果
残り5メートルほどでブチッと逝ってしまいました。
別にゴムオを恨むわけでもないのだが
(つうか、タダでくれた時点で大感謝している。基本ゴムオはいい人)
変にスネオみたいに脚色するのはやめて!絶対!
あんな目にあうのはイヤなので、昼休みに近くのタックルベリーで
スイベルを購入しに行く。
こんな小さなもんが2つで756円とは驚きだ。
レジに持っていくと店員さんに
「これ、よかったらどうですか?」
発泡酒を渡される。
「え?誰?」
よくわからんがプロアングラーらしいが。
そう言えば誰かに聞いた事があるような、ないような。
そんな事よりも気になったのはこの部分。
えー、拡大しますと
本人が本当にこんな事言っちゃってるのか知りませんが
僕的には
「釣り=罪深き遊び」と思っています。
そりゃ大自然に触れられるし、キレイな海を見てると
心が豊かになれるのも確かです。
でも、魚を傷つけているのも事実です。
僕も最初は「釣り=素晴らしい趣味」そう思っていましたが
ある時、そんな考えを一変させられる魚と出会いました。
いつもの陰険ポイントでシーバスを狙っていた時のこと。
妙にひかない魚が掛かりました。
あげてみると、体長50センチほどのシーバス。
但し、異常なまでにガリガリに痩せています。
「あれ?この時期でなんでガリガリなんだ?」
そう思っていましたが、魚がひっくり返った瞬間
すべてがわかりました。
その魚は片目が潰れていたのです。
以前にも誰かにルアーで釣られたのでしょう。
その際にフックが目に引っ掛かり、潰れてしまったのか
無残な形で傷跡を作っていました。
自然界では片目を失う=死に等しいことです。
それでも、このシーバスは懸命に生きようと
ルアーに喰いついてきたはずです。
まるで、自分のやっている行為が命に対する冒涜のように
感じられました。
ルアーやってる人なら絶対に
「うわ、これ目に刺さってる!」
とか
「あ、もうちょっとで目に刺さりそう!」
って瞬間があったと思います。
魚が弱らないように優しくリリースするよう心掛けていても
バーブレスのフックを使おうとも、魚にとっては死との闘いです。
それ以来、僕の中では「釣り=素晴らしい趣味 」なんて
言えなくなりました。
自分の楽しみのために命を傷つけているのが釣りです。
それを自覚しつつも
一緒に釣りをする仲間たちとの楽しいひと時を求めて
釣りに行ってしまいます。
一人ならあの瞬間に辞めていたかもしれません。
僕の場合「釣り=釣り仲間との楽しい時間。魚には申し訳ないけど。」
釣り仲間は自分の人生にとって大事なものです。
もちろん大物のヒキも病みつきになってる原因の一つです。
なので、今だに釣りをやってます。
魚には悪いなぁと思いつつ、食べちゃったりもしてます。
これからも続けると思います。
人それぞれ考え方があり、「心豊かになれる、すばらしき遊び」
その考え方を全否定する訳じゃあないんですけど
笑顔で言っちゃう人は
正直好きになれねえ!
まあ、やってること一緒だから偉そうに言える立場じゃないですが、
命がけの魚に対して
「すばらしき遊び」なんて、どの面下げて言っちゃうんだろって感じっす。
「何言ってんだ!所詮魚だろ!児島玲子は悪くねえ!」って方もいると思います。
プロアングラーが釣り否定してたら商売にならないってのもわかります。
僕の意見が大人じゃないのもわかります。
あくまで僕の考え方なんで、その辺はご容赦くださいませ。
(児島玲子さんに悪意あって書いてる訳じゃないよ。ちょっと引っ掛かったから書いてるだけっす)
P.S Masaさんの言うとおりアフィリエイトの規約に引っ掛かってるぞ!警告きました。
すべての記事を修正しております。
まあ、察してください。