ラスト落ち鮎パターン
ピカマスターに修理してもらったツインパを持ち、バナナカーで一目散に南下するナミボとバナナ。
早く、この修理したばっかのツインパを使いたいぜ!!!
ワクワクしていたのだが、途中で大事なことに気づいてしまう。
あ、そういや前回の釣行で超巨大真空波動拳がでて、ラインほとんどないんやった。
…まあええか。
予備のコンプレックス使お。
どうせシーバスやし楽勝やもんな。
この前ランカー釣ったからボウズでもええし。
一回戦負けでもいいよって感じの四次元殺法コンビ気分なナミボ。
ココロの中で「敗北しても大丈夫モード」に切り替わる。
まだ明るいうちに到着。
雨後やし、人も多いやろなー。
そう思っていたのだが車はたったの二台。
肩すかし感丸出しで
思わず阿藤快ってしまいそうになったが、まあいい。
遠慮なく一級ポイントにはいる。
まだ明るい時間だが瀬になってるところで二発でるがのらず。
バナナも掛けるがバラしてしまう。
あら、これってもしかしてイケル?
幸先いいんじゃね?
そう思ったのも最初だけであとはサッパリ。
ちと探索しようとウロウロしてると
あれ、なんじゃこりゃ!?
チャラ瀬のところをザブザブ渡っていると
茶色い小さな影みたいな生き物が無数に逃げ散っていく。
あ、これ、もしかして
落ち鮎じゃん!
ナミボは小さい生き物がワチャワチャしているのを見ると
小学生時代にプレイに勤しんだファミコンの名作
グラディウスの一面のボスの前にある火山帯の爆発をイメージしてしまい
頭の中で
テレテレテレテレテレテレテレテレテレテレテレテーレレーレーレーレーレーレーレー
が鳴り響いてしまう
グラディウス症候群なるものに罹病してしまっている。
30代しかわからないであろうメロディをバックに
おびただしい落ち鮎が縦横無尽にワチャワチャしている。
…なんやねんこいつら。めっさ元気やん。落ちてないやん
ここの鮎は大きくても15センチ程度と小さいので、余計ワチャワチャ感がひどい。
岸和田だんじり祭りのあとに会場に行くと
疲れきってグッタリしている祭りギャルがアチコチで落ちているから拾い放題ヤリ放題ときいて
日本橋方面からダッシュで駆けつけたオタクメガネが
え?これムリ!
ってなるぐらい、聞いてた話と違うやん!
めっさ元気やし、なんか見た目もエグイやん!無理ぃいいい!
って感じ•••って自分でもなに言ってんのか訳わかんねええええええ!!!
まあいいや。
気を取り直してキャスト!
上流にいたバナナは隣に居た見知らぬアングラーに
見知らぬアングラー「あの、すんません、ここってなんか変なローカルルールあるんすか?」
バナナ「え?なんすか?」
見知らぬアングラー「一人でやってたら突然すぐ隣にアングラーが無言で入ってきて、そこ撃つところやから離れてもらえません?言うたら、「そんなん知るか!もっと早くに来て一人でやっとけよ!とか言われて頭にきたからずっと横でやってたんすよ。」
バナナ「マジっすか!」
見知らぬアングラー「あの人ぐらい離れてやってくれたら全然ええんすけど。」
バナナ「あ、あそこにおるのはナミさんや。連れですわ」
見知らぬアングラー「お連れさんぐらい普通離れてやりますよね。マジ腹立ちましたわ」
バナナ「マジっすか。最悪ですね」
なんてこったい!
どこにでも居るんだな、そんな奴って!!!
恐るべし自分勝手アングラー!
大丈夫なのか!?四次元殺法コンビ!
~めんどくさくなったので次回へ続く~
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