高知遠征2017 二日目 ~前編~
高知遠征 二日目の朝。
ビールを飲みながらの会話中に、例年通り
寝落ちをしてしまったバナナだが
今年は
ナミボ「うわ、そのままの格好で雑魚寝してたバナナが、いつの間にか布団敷いて寝てるぅ!!!」
寒くて夜中に目が覚めて布団を敷いたそうだ。
成長したのか、歳老いたのかわからないが
バナナ・・・オマエもか。
年月を感じずにはいられない。
とりあえず歳老いたクソバナナの事は無かったことにして
2日目も張り切って行ってみようか!
外に出た途端
「うわぁ!雨降ってるやんけ!死ねボケええ!」
「なんやねん!これ!誰の行いのせいなん?」
「オマエに決まっとるやんけ、このボケカスがぁああ!」
「誰かビール買うてきてぇええ!今日磯で飲む分のビールぅううう!」
悪態をつきまくる面々。
そう!チームシーバナナは雨が大嫌い!
雨が降っている時点で
「え?なにこれ?神の呪い?」
一気にやる気はゼロに。
恨めしく天を見つめるのだが、そんな事をしても雨がやむことはないので
渡船屋まで車を走らせる。
この日は昨日以上に海が荒れる予報だったので
船が出るかどうか微妙だったが
「これ船が出れば絶対釣れるなー」
「確実やろ!これ」
「渋でも釣れるんちゃう?」
「釣れるに決まってっしょ!!!」
適度な荒れ具合が港からでもわかる。
ドキドキしながら待っている我々の前に、船長が現れた。
船長「出航!」
「うぉおおおおおおおおお!!!!」
勝利したかのように歓喜するチームシーバナナの面々!
だが
彼だけは・・・
一緒になって大喜びしていたのに・・・
高知遠征の帰りの車中で
「僕、今回の高知遠征には参加してませんから・・・・・いや、マジで」
誰も聞いてないのに、突然
居なかった宣言をしてしまう哀しみの赤子の渋はおいとて
いくぜ、ヤロウども!爆釣の向こう側へ!!!
(赤子のぞく)
船長曰くあまりにも波が高い+大潮で渡せる磯が限られてくるらしい。
カンザキとかいう
「あ、あれ、港から見えてるじゃーん!!!」
みたいな激近な磯に渡される。
昨日はナミボ+バナナの最強コンビと
ジョウタロウ+渋の最弱コンビに分かれたので
今回は最強のバナナと最弱の渋のコンビ
ナミボとバナナのバランスコンビに分かれる事にする。
こういう場合、船長が良いと思うところから渡される事が多いので
最初にバナナ+渋が磯に降りる。
地磯から少し沖にある磯で二人でやるには充分な広さだ。
次にすぐ近くのデッカイ地磯につけてから船長が
「どっちか一人渡れー。ここ歩き回れるぞー。もう一人は違うとこ行くぞー」
え?わかれるのか。
城太郎「俺が行きますようぅ!」
城太郎がカンザキの地磯に上陸。
(地磯といっても、船じゃないと来れないような場所)
一人になったナミボ。
船長が移動したのは城太郎が渡った先の反対側の地磯だ。
見るからに微妙な感じだ。
潮通しもさっきのところに比べると落ちる気がする。
渡るのを躊躇して船長に
「ここ以外どっかあります?」
と聞くと
船長「そやなー。はなれと神崎の間にいくか?あそこのほうがええかもしらんなー」
ナミボ「あ、じゃあそこにしてください」
船はまたしてもカンザキの地磯に戻る。
結局
カンザキの地磯(かなり歩きまわれる)に城太郎。
そこから20メートルぐらい沖の小学校のプールぐらいの磯(ハナレ)にバナナと渋
その間の、カンザキから10メートルぐらいの位置にある1ルームぐらいの磯にナミボ。
ギリギリ会話ができそうなぐらいの近場で釣りをするチームシーバナナ。
着いてそうそうタックルを組んでいると
沖向きで投げていたバナナが、内向きのナミボの居る磯とその先にある磯の間の
ちょうど水道になっているところに投げて
「よっしゃ!きたでぇ!!!」
ヒラスズキをかけている。
60弱なのでブッコ抜きを見せるバナナ。
おお!釣ってるやん!つか、そこ投げたら絶対来るよな!
二日目のファーストヒットもバナナがゲット!
高知遠征二日目の中編へ続く
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