シーバカ日誌最終章

あいかわらずなんにも釣れない。

そんな中、ゴムオが地磯からヒラスズキを３本釣ってるのを知ってしまう。


ナミボ「うわ、ゴムオカッコええやん！！！」

バナナ「地磯ってのがカッコいいっすね。やっぱヒラはサラシからだしたいっすよ。河口とか漁港とかで釣れても別にかっこよくないっすよねぇ」

ナミボ「両方とも狙てたやん。両方ともボウズくろてもうたやん」

バナナ「いやいやいや、やっぱ磯でしょ！ヒラスズキは！」

ナミボ「俺は最早なんでもええ。正直のませでもええ」

バナナ「•••••」



今期いまだノーフィッシュのバナナの願いで急遽ゴムオにガイドを頼む事にする。


４月１１日　真夜中


車を修理に出しているのでヒゲオに借りた旧ジョウタロウ号でゴムオをお迎えにいく。

車中で今回のポイントの事を聞くと


ゴムオ「まじんさんにポイントを教えてもらったからそこ行ってみようか」

ナミボ「まじんさんてなんでまじんって名前なん？」

ゴムオ「ひまじんやからまじんやて」

ナミボ「ひまじん••••」

ゴムオ「なんか坂本龍一から音楽の才能を全部奪い取って、釣りだけさせてたら出来上がったみたいな人。なんか普通にええ人」

ナミボ「••••」


バナナを拾い、いざ、まじんポイントへ！！！


道中なんか所かまわったが、まじんポイントが良さげだったので

暗いうちからまじんポイントへ。


まじんさんの凄くわかりやすい地図を元に、ポイントへ向かう。

ウェットスタイルのゴムオとバナナは行けるが、ウェーダーのナミボは


ナミボ「ゴムオ、俺もそっちいける？」

ゴムオ「無理！ウェーダーのナミボは無理！あっち行って！」

ナミボ「••••」


泳がないとたどり着けないポイントに向かうゴムオとバナナ。

仕方ないので餌師三人組の横の岩場に陣取るナミボ。

暗いうちはわからなかったが、一人は女性のようだ。


明るくなってから、少し沖目の細長い島に居たゴムオがこちらに向かい


ゴムオ「バナンボ！バナンボ！ヌベンボ！ヌベンボ！」

大声で叫びながら両手を広げて大きさを表現している。

ナミボ「はぁ？」


風と波の音でなにをいってるのかわからない。

そして、素早い動きでバナナの居る島の向こう側に去ってしまうゴムオ。


なんだぁ？？？


姿も見えなくなったし、ハテナマークでいっぱいだったが、数分後にLINEに画像が


あ！釣ってるやん！






67センチのナイスサイズゲットのバナナ。

今期初フィッシュかつ地磯で初ゲットのメモリアルフィッシュだ。


そしてゴムオも





サラッとゲット。腕あげてるよなぁ。


うらやましくて仕方ないナミボ。

少し場所を移動してサラシもりもりな水道を狙うもノーバイト。

失意のまま、海を眺めていると


「あ、ベイトやん」


サラシの中を３匹の稚鮎らしきベイトが右から左へと通り過ぎていく。

なんとなくぼんやりと眺めていると、下からヒラスズキが飛び出してきて反転バイト！

一番後ろのベイトが食べられてしまい、３匹から２匹になった稚鮎たちは


「わー」


いいながらそのまま通り過ぎてしまった。


「••••やっぱおるんや」



その後、ミノーをドリフトさせたり溺れさせたりUZUのブゥビィをローテンションドリフトしたりしたが


いやいやいや、全くでないよ！オイ！！！


こんだけやって出ないて•••

絶望の中、それでもあれこれやってると、餌師グループの女性アングラーがこちらにきて

キョロキョロしている。

よく見ると相当若い。

女子高生ぐらいだが、顔面が





島田珠代クラスなので


「ふ〜ん」


さして関心もなく無視していたが

キョロキョロ具合とこちらの反応の伺い具合が半端ない。


なんだぁ〜？？？ルアーに興味でもあるのかぁ〜？？？


そう思っていたのだが、


あ、こいつオシッコしたいんちゃうん？


俺が邪魔でトイレしたくても出来ずに困っているのだろうと判断。

荷物は置いたまま、ロッド一本もって違う場所に少し移動する。

移動した場所でネチネチサラシを撃ったのだがノーバイト。


失意のまま戻ってみると


な•••なんだぁ〜〜！！！！


ナミボの荷物が置かれたすぐ横に大きな岩があり、その下が結構なスペースでえぐれているのだが

そこにラージサイズぐらいのピザのような茶色い物体がモリモリしている！！！！



うわぁあああああ！！！ウ◯コやぁ〜〜〜！！！


なんだ？なんだこれは？

さっきまでなかったのに、突然なんだ？



ティッシュが２枚ほどウ◯コの左右にあるので、確実にヒトの仕業だ。

それにしてもこの大きさ•••






ピザハットのLサイズを遥かに凌駕してねえか？


こいつは•••


パニックになったナミボだが、突然脳裏に浮かんでしまう！



うわぁあああああああ！！！！あの女子高生みたいなんがこんなドデカイものを放出したんかぁああああ！！！

こんなもんゴールデンボンバーしすぎやろぉおおおお！！！







女子高生がこんなゴッツイものを捻りだしたらダメでしょうが！！！



思わず邦衛に、いや、ゴロってしまったナミボ。


お••恐ろしい。


なにげに女性のそういうのは初めて見たのだが
（消し忘れとかあっても、確実に女性！とわかるものはなかったので、今回が初めて）

あまりの衝撃に

腹が減って食べようと思っていた照り焼きバーガーも

横にあるボンバーの事を思い出してしまい



女々しくて女々しくて




食べれない〜〜〜〜よ〜〜〜〜！！！！



いや、マジでウゥウップス級の衝撃を受けて再起不能になるナミボ。


そのあと、ポイントを変えたが





次元みたいな足細バナナに１チェイス

ゴムオに７０クラスのヒラのバイトがあったが






ナミボは完全ノーバイトで撃沈。


再起不能となる。


女子高生のボンバー•••ノーバイトよりもこわぁ〜い。



この話は要約すると



釣りに行って若い女の子のウ◯コみた。



おしまい