ボラパターン ~バチは抜けてるけど・・・・~
6月5日 久々に僕・まさひろ・バナナの3人で釣行。
18時 いつものポイントにて現地集合。
全員が当然のように、
マニックを装着。
まだ明るいがキャスティング開始。
ビュン、ボチャン!
まさひろの方から変な音が聞こえる。
どうやら、キャストミスを連発しているようだ。
バナナ「そんなんしてると、ライン切れまっせ」
まさひろ「あ・・・・うん」
バナナ「ラインおかしくなってないか確かめたほうがええっすよ」
と声を掛けた瞬間
ビュン・・・ブチン!
「あー!!マニック飛んでってもうたー!」
僕とバナナ「・・・・またかよ」
いつもの姿勢でライン復旧に入るまさひろ。
この姿勢を僕たちは
「お座り地蔵」と呼んでいる。
地蔵から復活してキャストを再開するまさひろ。
「もう一個マニック持ってて良かったわぁ」
どうせまた失くすんちゃうん、と思っていると
まさひろ
「あー!僕のマニック浮いてるー!」
僕とバナナ「????」
まさひろ「ナミちゃんタモ貸して!僕のマニックが!僕のマニック!」
マニックは自重で沈むので、浮くはずがない。
僕「マニックは自重で沈むから、浮かんでくるはずがないっすよ」
まさひろ
「僕のマニック浮いてる!僕のマニック!」
まったく聞き耳をもたず、全力で僕のマニックを主張するまさひろ。
「うるせえ!お前のマニックは海の底なんだよ!」
と言いたかったが、あまりにもまさひろがうるさいので
タモを渡す。
「僕のマニック!僕のマニック!」
まるでとりつかれたかのように、何かをタモですくうまさひろ。
「あー!僕のマニックじゃないー!」
何をすくったのか近寄ってみると、
メガバスのよくわからないルアーをゲットしている。
僕とバナナ「まさひろさん良かったやん!」
微妙な笑顔でルアーボックスにしまうまさひろ。
しばらくするとまさひろが
「あれ?あっこにおるの城太郎ちゃうん?」
いつの間にか城太郎が来てキャストしている!
4人揃ったので、久しぶりに釣り大会開催!
我々の主催する釣り大会とは
一番大きなシーバスを釣った人が、参加者から1000円もらえるという
とても単純な大会なのだ。
もちろん不定期。その日の気分により開催される。
日が沈み、暗くなってくると水面がバシャつきだしてきた。
ただ、アタリが全くない。
かなり渋い状況で僕が27センチのチーバスゲット。
背掛り、極小サイズだが、一躍優勝候補に!
この渋い状況なら・・・・3000円もらった!と思っていると
城太郎「きましたぜ!」とシーバスを掛けている。
てこずっているが、ジャンプした姿から
55センチ程度と判断。
なんや知れてるやん・・・・・え?・・・負けてるやん!
城太郎はタモを持って来ていないので、仕方なく僕がすくってやる。
城太郎!優勝確実か?56センチゲット!
その後、僕が巨ボラを3匹釣っただけで終わりました。
シーバスよりボラを多く釣ったのは今期初めて!
みんなから1000円をもらい、笑顔の城太郎。
おめでとう!てめえさえ釣らなければ優勝は・・・・このバカヤロウ!
巨大なバチもわいてたので、
マニック以外にも色々投げてみたのですが
反応がありませんでした。
あ、そうそう、巨ボラを釣りすぎて弱っていたのか
スナップが折れて、僕のマニックも飛んでいきました。
強度の強いスナップを使っていますが、金属疲労していたと思います。
それを見ていたまさひろが一言。
「ラインやスナップのチェックはまめにやりましょう!」
・・・・お前に言われたかねえよ!
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