ナミボー怒りの落ち鮎パターン ~そして伝説へ~

ナミボー

2015年11月21日 00:42








去年の落ち鮎パターンの時期に浮き輪星人とアホほど通っていたナミボ。

睡眠時間を削ってまで頑張ったのだが

チャイチー1匹と最後の最後に50ぐらいのガリガリシーバス君のみという

10打数0安打三振9四球1

みたいな、散々な結果に終わってしまった。

正直




うわぁああ!落ち鮎パターン最悪ぅうう!全員死ねぇえええ!


やり場のない怒りでいっぱいだったのだが、密かにリベンジも誓っていた。



そして、2015年 落ち鮎パターンが始まった!

前回、水先案内人の浮き輪と釣行し、またしてもチャイチーとウグイのみに終わり



ふざけんなぁああ!!!こんなん落ち鮎パターンじゃねえだろぉおお!全員死ねぇええ!

再び怒り爆発のナミボ!

落ち鮎パターンのシーバス…絶対にヤッてやるぅううぅう!!!

怒りのまま、単独での出撃を決行!




休日


雨後だし

これは釣れるやろ!ウヒョヒョ




しぇしぇしぇ


危険ドラッグクラスのハイテンションだったのだが、19時到着の時点で


ひっ!!!車が6台!



一級ポイントに向かうと


ひっ!!!地元アングラーが5、6人たむろしてるやん!


どないですか?と聞いても、かなり邪険に扱われる。

まあ仕方ない。

よそ者が来たらうっとおしい気持ちもわかる。

逆の立場なら俺でもそうするかもなぁー。



イケてない場所を30分ほど打ったが、アホらしくなり入り直すことにする。


ご飯食べて本立ち読みして、コンビニのエロ本コーナーの熟女モノの充実ぶりに


うわ!なにこれ!ほとんど熟女モノやん!俺の時代きた!?


と、ある意味感動しつつ手に取る勇気もなく

悶々としているうちに23時。


時は来た…それだけだ。







橋本ばりに満を持して…


うわぁ!!!まだ車めっさおるぅ!!!


この日は奈良ナンバーの車が最後まで粘っていた。

根負けして帰宅。



次こそ!絶対にヤッてやるぅうううう!




怒りのまま意地の単独再出撃!


こんだけ早かったら大丈夫やろ!

まだ陽も落ちてないし雨降ってるし、浮き輪も






雨の日、人少ない、それ、正解!




言うてたからなぁー



現場到着

うわぁああ!!!車8台止まってるぅ!!!

増えてるやん!しかもえらいとこまで車進入してるやん!


俺のココロは粉々に打ち砕かれた。


ちくしょう…なんなんだよ、おまえら。

働いてないのか?

ニートなのか? 

さぼり?


…そんなの関係ねぇ!やってやんよ!!!


一級ポイントの下の下、腰まで浸からないと釣りが出来ないポイントが空いていたので、そこにエントリー。

雨は相変わらず降っているが、そこまでは寒くない。

来る途中に、帰宅する打ちひしがれたアングラーとすれ違ったのだが、


アタリらしきもの二回だけで全然ダメでした


そう聞いていたので、あまり期待せずにキャスト。

数投繰り返すと携帯に着信が。


あ、もしもし、あ、はい。大丈夫ですよ。


仕事の電話に追われるナミボ。


はいはい、少しお待ちください


背後は完全に藪。

藪の隙間を見つけ、そこに枝を使って地面にメモをとり、

そこから段取りや発注の手配をはじめる。


突如

今からこの藪の隙間は僕のオフィス!

地面に書いたメモとスマホを駆使して



ひぃ!ダメだ!雨降ってるからスマホの画面が水滴で濡れて、まともにタッチできん!

触っても認識しねえよ!

あ!地面に書いた文字も砂のところが雨で消えるぅ!!!


大自然オフィス崩壊寸前!   


だが、すんでのところでなんとか手配をおえる。


気を取り直してキャスト!


それにしても、周りに人結構居るけど、誰も釣れてねぇなぁー


そんなことを思いながら、浮き輪から教わった落ち鮎必勝パターンを

半信半疑で試していると


ドカドカドゴオォオオン!


なんやぁあああ!?


強烈な音と水柱に即合わせすると、ロッドに強烈な重さが!



来た!これ!絶対落ち鮎意識してる奴やろ!


このやり方でこの出方!


これが例えナマズやモンスターうぐいでも


これは落ち鮎パターンや!落ち鮎パターンを制覇した事にする!


落ち鮎パターンを攻略したとオレが認める!


そう思いながらやりとりをしていると


おお、こいつめっさヒク!

ウグイの線は消えた!釣ったことないからわからんが、ナマズでも

こんだけひいて重かったら日本記録級ちゃうかー


いや、こんなんナマズちゃうで!

シーバスや!しかも、これ、ランカーいったやろ!!!


興奮するナミボ。


手前に猛烈に走ってきて


ドカドカドカー


うわ!めっさエラ洗いしてジャンプしたやん!


…あんだけ全身をだして、空中に浮いてるような
エラ洗いするってことは…そんなでかくないんちゃうん!!!



デカいシーバスやヒラスズキを何回も釣ったことがある人ならわかると思うが

魚がデカくなると重さでそこまで大きくジャンプはしない、

むしろ、できなくなってくる。

KONISHIKIやジャイアント馬場が高くジャンプできなくなるみたいなもんだ。

だが、それにしてもこの重量感でこのジャンプはなにものなんだぁ???

慎重にやりとりしてなんとか寄せてくると


あ!でっか!!!シーバスや!しかも、こいつ、デカいぞ!!!


フィッシュグリップで掴んで大自然オフィスに誘導して


あ!これ!ランカーいったんちゃうん!?


丸々とした、まるでアカメかのような魚体に圧倒されるナミボ。


こんな立派なシーバス見たことねえぞ!


計ってみると・・・・



めんどくさいので今日はここまで!!!







続く!多分!

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