12月29日
某中古車屋の社長からメッセージが。
「おい!ナミボー!釣りが下手くそな俺の代わりにボートシーバスに行ってくれ!」
え?どういうことだ?
「俺ではMasa隊長やほりポン君には勝てそうにない。ナミボー!頼む!」
なんだと!?
「金は俺が出す!俺の代わりにお前が闘ってくれ!!!」
確かに、釣りが下手くそな社長では凄腕の二人には簡単に負けてしまうだろう。
プロの傭兵の俺の出番ってわけか。
ジョン・ナミボー 2011年最後の闘いに出撃!!!!
12月30日 13時30分
港に着くと、今回の対戦相手 Masa隊長・ほりポン君が待ち構えている。
こいつらなかなかやりそうだぜ!
船長に聞くと
「昨日と今朝は大爆釣!30~40本間違いなし!70アップもでたよ!」
これは期待できそうだ!いざ、出撃!
とにかく寒い!!!!
もう寒すぎて、
出撃したことを後悔してしまうぐらいだ!!!
「船長!もう引き返してくれ!」と言いたいぐらいだが
釣りバカMasaとほりポンは
「寒くねえ!むしろハァハァしちゃうぜ!」とイコリまくっている。
ポイントについてメタルジグを放り込んで
シャクシャクしてると「ん?なんだこのゴミみたいな重みは?」
なんだこれ?アフター直後って超ひかねえな!ゴミ袋並だぜ!
44.5センチゲット!
そのあとは船長いわく「ここが本命ポイントです!」
「ここ爆釣です!」
等々ポイントチェンジしまくるが
すべてカス!!!チェイスすらなし!
おい!これはどういう事なんだ!?
渋い中なんとかmasa隊長が55センチをゲット。
もう時間も残り少ない。
これのどこが爆釣なんだ!?
いまだにノーフィッシュ、やけくそでメロンパンをほおばるMr.ほりポン。
隊長の心はまだ折れてないようだ。
この男の心は鋼鉄並にかったいぜ!
もうやけくそ気味の船長。
「えー、もうこの辺のモヤモヤを適当にうってください。」
なんだか今日一番生命感のあるポイントだ。
下から温排水がでているらしく、なにかわからんがボイルしている。
「きた!!!」
ほりポン君が興奮気味に叫ぶ。
あがってきたのは・・・
メッキ!
え?いまだにメッキなんか釣れるの?
そのあと、7本ぐらい立て続けにメッキを爆釣させるほりポン君。
こいつなんだかすげえよ!
まあ、
外道なんだけどね!
僕はきっちり本命キャッチ。
ガリガリの59センチ!
再びトップに返り咲き!
正直、ガリガリであまりひかないシーバスより、元気いっぱいなメッキも釣ってみたい。
隊長もメッキを2本ほどあげている。
僕もなんとか1本だけゲット。
まあヒキ的にはサバより多少マシなだけなんだけど。
船長「もうメッキとかいいでしょ」
ポイントを移動。
最後にチーバスの楽園に到着。
ここでほりポン君に待望のチビバスが!
おめでとう!ほりポン君!
僕もチーバスを3本ほど追加。
ここでも陰険な隊長はチビバスをアルカリで狩りまくる。
ほんとこういう釣りは超うまい・・・・マジ陰険だぜ!
ほりポン君もチビバスを積極的に狙っていく。
最初は40センチ→30センチ→20センチ→15センチ。
ドンドンサイズダウンしていっても関係なし!
むしろ
「ははははははは、こんな小さいの釣れたでぇ」
推定10センチを釣って
超笑顔のMasa隊長!
もはや優勝確定、しかもチビバスに興味がないうえに
この後、地元の連れと飲みに行く約束をしているので
帰りたい俺を全く無視して
ずっとチビバスを狙い続けるMasa&ほりポン!
呆れ顔で見守る船長。
僕はロッドを片づけてボーっと見ていたが
全くやめる気なし!
だれか!こいつらを止めてくれ!!!
1時間もオーバーしたので
「おい!やめろ!」とチビをいたぶりまくる二人を止めて
ようやく帰港することに。
まだ不満げな隊長とほりポン。
すげえなこいつら。
港について、速効で帰る準備をするナミボー。
するとそこへMasa隊長とほりポン君が
「ナミボーさん、負けました。完敗です!」
と隊長はベイスカッド、ほりポン君はバックウオッシュを差し出してくるではないか!
ありがとう!二人とも!
格の違いを見せつけたとはいえ
いさぎよいぜ!
つか、二人とも、特にほりポン君のルアーの量半端ないぜ!
ヒラスズキ狙いができそうな良いルアーが盛りだくさん!
こいつは相当やるな!
帰りに船長にお金を渡し、残りは社長に請求するように指示。
1時間以上遅刻してダッシュで帰る!
2011年 186匹で終了!(ヒラスズキ含む)
寒いし、釣れないし、散々な締めくくりでしたが
船長・Masa隊長・ほりポン君とメンバーがとてもいい人かつ
楽しい面々だったのでよかったです!
釣果はウンコだったし、
死ぬほど寒かったですが!
さようなら!2011年!
みなさん来年もよろしく!