シーバカ日誌最終章

お昼休みに新タックルをセットしてみた。




PEも巻き、準備万端いつでもいけますよ状態に。

旧タックルを日中に見ると、あちこちでキズが目立つ。。








PEも同じ物を巻いているのに、色が薄くなってしまっている。

リールは巻くときに微かに「シャーシャー」と音がする。

ロッドは特に傷だらけで、使っていると違和感を感じることがある。

磯からのヒラスズキ狙いに初めて行ったのも、このタックルである。

この傷の一つ一つが勲章のような気がする。

数々のシーバスたちを連れてきた旧タックル。

今までありがとう。

ゆっくり休んでくれ。（予備竿として一応キープ）

新タックルよ！先代に恥じない働きをしてくれよ！




〜余談〜　タックル同士の会話



新タックル「今までお疲れっした！」

旧タックル「いやぁ、ほんま疲れたわ。めっちゃこき使うからなぁ」

新タックル「そんなにこき使われたんすか？」

旧タックル「いや、マジ最初の方はありえへんかったで。磯に持って行くわ、ぶっこ抜きするわ、そりゃひどかったわ」

新タックル「ほんまっすか！？」

旧タックル「初期の頃は65のシーバスを「大野ゆうきもやってるから」ってぶっこ抜きしよったからなぁ。」

新タックル「えー！やばかったんちゃいますん？」

旧タックル「安物使ってるからスナップがパイーンって折れたわ。俺もやばかったけど、ははは」

新タックル「こえー！！！タモ使えよ！」

旧タックル「最初はタモもってなかったからなぁ」

新タックル「ありえないっすやん！」

旧タックル「まあ、君も頑張りや。ちなみに俺のギアが摩耗したときに修理出してくれたんやけど、修理代見て、買い換えたら良かったって店員に愚痴ってたからなぁ」

新タックル「非情っすね！」

旧タックル「まあ、世の中そんなもんや。おっさんは疲れた、少し寝かしてくれ」

新タックル「・・・・おやっさん・・・・あれ、おやっさん息をしてな・・・・おやっさん！おやっさーーーーーん！！！」





悲しみを乗り越えて、いけ！新タックル！

今日デビューします！