シーバカ日誌最終章

「なんか興奮する釣りがしたいなぁ。」

「もう沸騰してるんじゃないかってぐらいボイルしてるとこに、ビビるぐらいデカイルアーをブチこんで釣りたい！」


バナナと話した結果、西宮一家御用達のＹＡＰポイントにお邪魔することに。





雰囲気的にはイマイチだったが

たくさんのイワシの中で散発的に起こるボイルを見て興奮。


でも、全然釣れないのでボヤキながらキャストしていると


「風邪ひいてしんどい」


そう言いいながら、気だるそうなるーぴんさんが現れた。



※この日はこんな満面の笑顔じゃなく、生気があまりない様に見受けられた。



「しんどかったら来なけりゃいいのに。どうせシーバスなんだし」


そう思ったが、キャストもせずにダラダラとおしゃべりするるーぴんさん。


「波乗り行こうや！」


「ヒラ釣りたい！」


「やっぱ風邪ひいてしんどい！」


キャストもせずに話し続けるるーぴん。



ええから帰れよ。風邪悪化しまっせ。



そう思いながらも、るーぴんさんの話を聞いていた。








ふと見ると、地面にラインが大量に捨ててあったので


「死ね！クソアングラー！」


そう思いつつ、ラインを回収してカバンに入れておいたのだが、

どこをどう間違ったのかラインがルアーボックスに侵入してしまい、

ルアー２～３個に悶絶級に絡まりついてしまった。


「うわ！めんどくせ！」


そう思って、後でほどこうとしたのだが、それを見たるーぴんさんが


「貸してみ。俺がほどいたるわ」


「え？いいんすか？」


「切ってもええんやろ。貸してみ」



うわ！なんだ、この優しさは！！！！

さり気ない素振りでラインを外しにかかるるーぴんさん。


俺が女やったら、惚れてまいそうなぐらいのさり気なさだ。



絡まったラインをほどきながら


「なんかwa-ka-はこんなんほどくのが好きらしいで」


そう呟くるーぴん。




るーぴんさんのは紛れもない優しさだと思うが、wa-ka-さんは

間違いなくドＭなんだろうなぁと、しみじみと思う。



ムチで叩かれたら、とてもいい笑顔をしそうなwa-ka-。





そういえば仲間のダイダラボッチこと

Ｂ（バカみたいに）Ｄ（デカイ）は、興奮気味に


「今日電話でスタッフＭと話した！興奮した！ハァハァ！」





と、すげえどうでもいいメールを仕事中の俺に送りつけてきた。

そのメール見て、どないせえっちゅうんじゃ。

※ちなみに今日見たけど、「自称おにぎり風」なショートカットになってた。
個人的には似合ってて良かったと思う。
俺、おにぎり好きやし。




そして、極めつけは鱸月のオヤジ。

ずっと待っているのだが、一向にＢＢＱのお誘いが来ない！

つうか、一度たりとも呼ばれたことがねえ！！！



今度、家を突き止めてやって、自慢の庭に名も知れぬ雑草の種をばら撒いて






「なんだ！？ワシの自慢の庭に大量の雑草どもが！ひぃー！」


って言わせてやった挙句、腹いせに愛犬ピース君に






「おいどんはピースですたい」


とか言いそうなぐらいの

ぶっとい眉毛を油性マジックで描いてやろうと思っている。











あ、話がそれまくった。













ムカっとくるアラブ人の笑顔。






すげえいい笑顔のるーぴんさん。








るーぴんさん！ヒラ一緒に行きましょうね！

釣れるまで何度でもお供しまっせ！！！！












・・・・・・・え？





ナミボーの釣果はだって？





そんなことはどうでもいいじゃないか。





だからみんな！！！

















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