シーバカ日誌最終章

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２０１３年を迎えるにあたり、ナミボーはある決意を胸に秘めていた。



それは２０１２年はあまりにもぬる過ぎた！！！



そう、俺はジョン・ナミボー。



漢の中の漢だろ！！！！





当然２０１３年はビシッといかねばならない。







むう、なにをやろう？








・・・そうだ！







学生時代にやっていた空手の寒稽古みたいな漢の儀式をやろう！！！








それも、釣り人バージョンで！！！








※空手やってたけど、実際にはこんな事は一切しなかった。







荒波に打ち勝つ！！！





極寒の荒波にフルキャストじゃいぃぃいい！！！！





早速仲間を集めよう。





漢の中の漢たち！出てこいやぁあああ！！！！










集まったメンバーは








アタマデッカチ！うーきーわーせーいーじーん！！！









あーかーちゃーんだーいーすーきー、らっーきょうううぅううう！！！！








ふーなーよいモンスタァァアア、ゴムゥウウオ！！！











ヒマラヤに登るかってぐらいのまーんーきーちーにもつー、バァアアカアアアァアアンンンノウ！










セェエエエエックスゥウウゥウウウマスィイイインンン、カテーボウウウウゥウウウゥウウゥウイイイイ！！！







・・・なんかロクでもない面子が集まったな。




まあいい。





浮き輪号で総統ナミボー率いるナミボーズ・・・・発進！！！




１月３日





現地に着くと、かなり荒れている。




吹きすさぶ寒風、荒れ狂う波。




これぞ漢の儀式に相応しい！！！！！！






本来ならフンドシ一丁で海中に浸かり






「せいや！おうりゃ！せいや！おうりゃ！！！」






凄まじい気合いで、寒さなど物ともせずにキャストさせるところなのだが、




かなりのモヤシッコ集団の為、防寒着＋ウェーダーという軟弱な装備を許可する。





それでもひぃひぃ言いながらキャストするモヤシッコ達。










「これはキツイですね。赤ちゃんの写真を見て心が折れぬようにせねば」









「ナミボー総統は寒くないんすね。凄いっすね。僕なんかパンツの中に３滴程ちびってしまいました、あはは」







「前夜の姫はじめで８回戦までやったので、腰が・・・・ちょっと休憩させてください」















ナミボー総統「甘ったれるんじゃねえ！！！バカやろう！！！！」






総統の魂のこもった一喝に








「ひぃ！ゆとり世代には、もうこれ以上はコリゴリだ！逃げろ！！」




恐ろしい勢いで逃亡してしまうクズボーズ。






罰としてゴムオに右のハイキックを炸裂させてKOする。










アメと鞭の使いわけで帰りにラーメン屋に立ち寄ってやると、突然ゴムオが



「ナミボー総統、ゲレンデで〇〇〇を〇〇〇してもらうと、とてもあったか～いと思うんですよ」



などと、全く理解不能な事を言い出す。



相当強く蹴ったので、たぶん脳が更におかしくなってしまったのだろう。






帰りの車中でも




「あったか～い・・・やっぱ、想像しただけでも、あったか～い」



と、焦点の定まらないまま、あったか～いを連呼していたのだが、しばらくすると








そっと息を引き取った。









みんなも、極寒での磯修行には気をつけろよな！！！絶対！！！