シーバカ日誌最終章

ブログがきっかけで仲良くなったゴムオ。




ゴムオのブログ




アホみたいな面白いブログを書くし、会ってみるとめちゃくちゃいい奴なのだが

本人も認めているように、若干筋肉がムキムキ過ぎる傾向がある。



なんせゴムオの趣味は釣りとＦ１観戦と自慢の筋肉を眺めること。

この３つがゴムオを構成しているのだ。


「俺は自分の肉体でイケるからね！なんせ鏡で自分を見ながらヤレるよ！俺の肉体最高！キャッキャ！」


とか言っちゃうんじゃないかってぐらい、筋肉にうるさい。


顔もなかやまきんにくんによく似ている。








きんにくん







ゴムにくん






そんなゴムオがもう全開で


俺、筋肉！


と自ら公表してしまうような出来事があったので、すげえどうでもいいけど紹介します。







エピソード　１　「毛一郎」はどう読むのか？








二人で釣りに行く車中で、勉三さんのブログの事が話題になった。




勉三さんの趣味は釣り












勉三さんもこれまたアホみたいな面白いブログを書くのだが、釣り仲間の一人に毛一郎という人物が出てくる。







ネプチューン号のキャプテンであり、釣りは上手だが、とてつもなく毛深い人らしい。



そんな毛一郎氏のを話をしていると、読み方で意見の食い違いが出てきた。



ナミボーは毛深いから素直にケイチロウと読み


ゴムオはモウイチロウと読むと主張した。



正直、日本語の読み方なんていい加減で、知ってないと絶対に読めないようなものもあるのだが

頭まで筋肉のゴムオはなにを思ったのか、ナミボーを激しく攻撃してきた。



ゴムオ「あれをケイチロウて！どう考えてもモウイチロウやん！毛沢東だってモウタクトウって読むやろ！」

ナミボー「でも、ケイチロウの方が読む時に語呂が良くない？毛深いからケイチロウって方が素直やん」

ゴムオ「ナミボー！無知！あれは絶対モウイチロウ！ナミボー国語の授業でてた？あれは絶対モウイチロウ！俺賭けてもいいよ！絶対モウイチロウ！ナミボー無知！キャッキャ！」



なんだこいつ？

漢字の読み方なんてあやふやなもんなのに、なぜにそこまで言えるんだ？

つうか、なぜそんな事で俺をバカにしてくるんだ？







いい人だけど、やっぱ脳みそが完全に筋肉のせいでこうなのか？



その後も会うたびに


「あれはモウイチロウ！ケイチロウって！キャッキャ！」


としつこいゴムオ。



挙句の果てには


ゴムオ「よし！勉三さんに直接聞いて、白黒つけてナミボーの恥ずかしさを全国の人にみてもらおう！ケイチロウ・・・ありえへんけどね！キャッキャ！」


勉三さん本人に尋ねてみると言い出した。


別にどっちでもいいと思っているナミボ－は冷静だったが

興奮状態のゴムオはハァハァしている。





勉三さんの答え





あれはケイチロウだすよ









途端に大人しくなるゴムオ。




つうか、チョー恥ずかしいのはゴムオなんですけどぉ！







アホなのはもちろんだが、人の痛みもわからない、悪魔のように非道なゴムオ。

その一端を垣間見たエピソードも紹介しよう。







エピソード２　愛をあざ笑うゴムオ







ゴムオの知り合いに獣医さんがいるらしいのだが、その獣医さんの実体験だ。







悲しそうな顔をした子供と母親が、ゴムオの知り合いの獣医さんの元にやってきた。


子供の手には弱ったハムスターの姿が。





「ウチの子が大事にしているハムスターが病気なんです。治してやってもらえませんか？」


獣医さんが診察をしてみると、どうやら手術をすれば治りそうだ。

安堵する子供と母親。

しかし、その手術代を聞いて母親の顔が凍りつく。


「手術代に５万円ほどかかります。どうなさいますか？」


え？５万円？


驚く母親。

もちろん健康保険など使えない。

モロ全額負担なのだが、ハムスターなんぞは種類にもよるが、安売りされていたら３００円程度、

高くても１０００円ぐらいの生き物なのだ。

（超高級なのは５０００円ぐらいするらしいが、親子が持ち込んだのは明らかに３００円級）

３００円の命を救うのに５万円！？


パニック寸前の母親。

本来なら即答で治療を断るべきなのだが、普段から子供に命の大切さを教えている手前もあり、

また、弱っているハムスターに涙目になってる子供をみると


とてもじゃないけど治療を断るなんて出来ない！


決死の思いで５万円を支払う母親。




手術の甲斐あって元気になるハムスター。

そして、ここが肝心なのだが、ハムスターの寿命は２～３年程度。

原価３００円だが、５万円の治療代のお陰ですっかり元気になって、クルクルと

一心不乱に滑車をまわすハムちゃん。





笑顔で喜ぶ子供。


複雑な顔の母親。

「もう２～３か月もすれば寿命で・・・・けど、あの子の悲しい顔をみたら、断ることなんて無理だったわ」

ため息まじりで呟く母親。



そんな苦しい親心を知った上で、ゴムオの一言。



「５万円で３００円を救う。そんなん金の無駄やん！５万あれば新しいのが１６６匹買えるやん！治療代払うなんてバカ！キャッキャ！」

「俺なら子供に新しいの買ってあげる言うて、それでおしまい！キャッキャ！」



ひぃ！なんて身も蓋もない一言だ。


全くその通りだけど、親の気持ちも考えてあげて！絶対！





ちなみにナミボーならこの場合


全く新しいハムスターを買ってきて



ナミボー「獣医さんとこ持って行って、手術したら治ったわ」

子供「え？なんか前のハムちゃんと大きさも違うし、性格も全然違うよ！」

ナミボー「手術の影響や。」

子供「模様が全然違うよ！ハートの模様がお腹のとこにあったもん！」

ナミボー「手術の影響や」

子供「なんだかすごく凶暴だよう」

ナミボー「手術の影響や」

子供「あ！よく見たら種類変わってる！これゴールデンちゃうやん！ジャンガリアンやん！」

ナミボー「手術の影響や！」



この一点で押し通すね！







まあなんやかんやいってもゴムオはいいやつ！それはマジ！

だからゴムオに免じてお願い！