シーバカ日誌最終章

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そこそこ多かったので、伝説の第２章をはじめよう！！



その前に




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出港してすぐに沖を目指す。

そう、我々はモンスターマグロとの闘いの場に向っているのだ！

この高揚感は一体なんだぁ！？

ワクワクがとまらないぜぇええええ！！！！




ある程度沖まで行くと、突然船長が


「じゃあ、トローリング始めよか」


え？


トローリングゥウウ？？？？



なんだよ、それ？





リップ付きのごっつい大物用のミノーを要求する船長。

・・・・そんなんもってねえし。


乗合だったので、一人で乗り込んできたアングラーさんは

シブキとかいう、デカイミノーを装着している。


あんなデカイミノー持ってきてねえぞ！

つうか、ガチのトップ系ペンシルしか買ってねえし！



騒ぐ我々を尻目に





「ほっほっほ、トローリングがあるのは想定内ですよ。知ってましたよ、ほっほっほ」

ドヤ顔でシブキを装着するらっきょ。





僕はなんとかオーバーゼアーで対応できたが、

赤子のシブに至っては、ものっそい小さなミノーを装着しているところを

船長に見つかり


「ダメだ！ダメだ！そんなんじゃダメだ！カジキがくるかもしれねえのに、そんな小さいのじゃ絶対にダメだ！」



完全にダメだしされるも



「はぁ～？俺、これしか持ってねえし。そんなん関係ないし。これでも絶対いけるし。あはははは」



船長の忠告を無視し、ぬけさく先生級のアホ丸出しの歯抜け顔でチビルアーを装着するシブ。




こいつは魚をなめすぎだ！！！


まあ、いずれ思い知らされる日が来るだろうと思って見ていたのだが

その瞬間は後ほどやってきます。
（※第三章にてぬけさくの本領が充分過ぎるほど発揮されます。乞うご期待！！！）







トローリングを開始する。

４本もロッドをだすので（５本は多すぎるので一人はお休み）

初っ端から絡まってしまう。

しかも、何のスイッチが入ったか知らないが

船長が単独アングラーさんに


「こらぁ！勝手にまきあげたらあかーん！！！」


突然ブチ切れるなど、なんだか穏やかではない。



最初の５分ほどは


「これが松方か！！！弘樹ってるぜ！！！うひょー！！」


と喜んでいたのだが

２０分後には



「なんなんすか、これ。全然おもんないっすやん」

赤子のシブですら

あまりのつまらなさに呆然としてしまう。



なんせ、なんもないのだ。


１時間もすると



「まあ、シブ、そんなもんや。ゆっくりせえや・・・あほくさっ」


全員が完全にダラケきってしまう。



この釣りの経験者であるらっきょは




「私は知っていましたよ、ええ。知っていましたよ。こうなることをね、ほっほっほ」



余裕綽綽だ。

プロのハイエナは伊達じゃねえぜ！

しばらくすると







「果報は寝て待てですよ、ほっほっほ」

一休さんみたいな事を言って、寝た。




つうか、全員寝た



俺も眠ることにする。


気持ちよくウトウトしていると、バナナに起こされる。


「なんだ？」



「ナミさんの巻いてきたら、リーダーすっぽ抜けたみたいで、ルアーなくなりました。巻いてきただけなんすけど・・・すんません」



マジかよ！！！



ちなみに、マグロタックルを購入した際に

フィッシングマックス芦屋店の店員に

ＰＲノットをしてもらったのだが、どうも店員が怪しかった。

なんせ、若造店員が

「ＰＲノットってどんなんでしたっけ？」とか言いながら

ベテラン店員に聞いている時点で嫌な予感がした。


自分でＦＧノットやりますと伝えるも

ベテラン店員が「絶対大丈夫！」というので

若造店員の結んだ、怪しげなＰＲノットを信用してそのまま

使っていたのだが・・・・マジうんこノットじゃねえか！！！



こら！

フィッシングマックス芦屋店の店員ども！！！

オーバーゼアー返せ！この野郎！！！









トローリングを開始してから２時間経過




バナナ「あ！なんか小さいのが追ってきてるぞ！！」




バナナが叫んだ瞬間、シブ、そしてらっきょのドラグがジージーなり



シブがペンペンをあげた！！！


らっきょは抜き揚げ直前にフックオフ！

ぶっ飛んできたルアーを


「うわぁ！」


慌てて避ける船長とらっきょ。



なんかマトリックスみたいに避けてた。



４時間程トローリングを続けたが、結局このペンペンのみ！！！

マグロボイルなど一切なし！

つうか、ボイルなんか１ミリもねえよ！！！


マグロクエスト、終了！！！！


このまま終わってしまうのか？





















否！！！








次回予告







マグロはあきらめて、モンスターヒラマサ、カンパチを狙うチームらっきょバナナ！





ドン！！！







チームリーダー、ナミボーに待望のHIT！！！




モンスターとの闘いを終えたナミボーが一言。




「おい！シブ！てめえのジグソニックとバイオ４０００如きじゃ絶対無理やぞ！
ラスボスに革の鎧とひのきの棒で闘いを挑むようなもんだ！！！こいつらパネェ！！！」












「はぁ〜？いけますって！なんなら腕でカバーしますわ！」





シブ！おまえ、レベル３ぐらいじゃねえか！！！！



案の定









「無理、あんなん無理。絶対無理。無理すぎる・・・・」





考えを改め直したが、頭の悪いシブは、なんとマグロキャスティングロッドとバイオ８０００でジギングを始める。




そしてまさかの




シブ　VS　モンスター　　再び！！！！




どうなるんだ、シブ！！！！




マグロクエスト３　〜そして伝説へ〜



乞うご期待！！！




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