シーバカ日誌最終章

クリック数は前回と同じで微妙でしたが、せっかくここまで書いたんだし

やっちまうぜ！！！




その前に




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マグロのトローリングに飽きてしまったチームらっきょバナナ。

さすがに何もないと判断した船長。

一気に本州最南端、潮岬沿岸へ。




いつもは磯から


「あの船どもは爆釣しとるんやろなぁ～」



そう思いながら見ていたのだが、まさか

その船に、自分が乗る事になるなんて、思いもよらなかったぜ！！！



で、乗ってみてわかったのだが、実は



船どもは爆釣などしていなかったのだ！！！



ジギングから始めてみるも、全然ダメ。

もちろん、トップなんかもってのほかだ。

今まで、何度もチームバナナで船に乗ったのだが、ボイルに遭遇したことなど

ほとんどねえ！（ソウダカツオのボイルとかあならある・・・・ショボっ）




船長の


「落として～」

「はい、あげて～」


を何回聞いただろうか。


その日、何十回目かでジグを着底させ、２，３回シャクっていると


「はい、あげて～」


船長から声が掛かったので、大急ぎで早巻きしていると


ドン！！！



うわ！きたよ！！！





すげえ引きだ！！

ジャイキリとバイオ８０００で、こんだけ苦戦するなんて

予想以上のパワーだ。

だが、そこはパワーファイトでぶっ倒してやったぜ！！！










２０１３年ファーストフィッシュはヒラマサの９０センチ！！！
（※船の釣果では８８センチとなってましたが、死後硬直で内向きに曲がっちまったからです。釣った瞬間に計測した時はジャスト９０センチでした。）



それにしてもさすがヒラマサ。

同サイズのブリとなら引きは倍以上とも言われているが

ようやく意味がわかった。

ブリとか全然話にならんぐらい引く！！！



この装備でも、結構しんどかったのに、

隣ではアホみたいな顔した赤子のシブが





興奮した様子でジグソニックとバイオ４０００のタックルで

ジグを落とし込んでいる。



「おい！シブ！凄い引きやぞ！お前のタックルじゃ絶対に無理！ひのきの棒でラスボスと闘うようなもんだ！せめてリールをバイオ８０００に交換しとけ！」


さっきのファイトでヒラマサのパワーを思い知ったので

忠告してやると、







「だいじょうぶですって！イケるイケる！」




ダメだ！バカは死ななきゃ治らないとはよく言ったもんだ。


こいつは一度痛い目にあわないとダメだな。




そう判断して、放っておくことにする。




すると、赤子のシブにHIT！！！





「うわ～～！！！ちょっちょ！なにこれ、なにこれ！！！うわぁ～～～！！！」





赤ちゃんのつかまり立ちのようなヘッピリ腰で、絶叫するシブ。




ジグソニックがもはや





逆Uの字型にありえない角度で曲がっている。


つか、なぜ折れないんだ？ってぐらいの曲がりようだ。


異常なドラグ音をあげるバイオ４０００。

強引に巻こうとした瞬間


「わー！！！ハンドルがなんか変な風に曲がったー！！！」


あまりのパワーに、ハンドルが全く巻けず、ハンドルが外向きに曲がってしまったようだ。


そして、案の定ラインブレイク。



この間、およそ５秒！！！


予想通りの結末を迎えた赤子のシブ。






「ムリ、あんなん絶対ムリ。ジグソニックとバイオ４０００とか、マジ無理すぎる」




ようやく思い知った赤ちゃん本舗シブ。



そして、なにを思ったのか






「マグロタックルでやったりますわ！！！」



８フィート以上あるマグロのキャスティングロッドとバイオ８０００で

ジギングを始める。


つか、キャスティングロッドでジギングて、やりにくくないのか？



シブ「いや、奴らに勝つためにはこれぐらいないと。あの引きパネェっすよ！」




ずっと前から「ジグソニックじゃデカイの無理やで」って

散々言ってやったのに。

ホントこいつはアホだなぁ。

どうせそんなんで魚掛かるはずもねえし。

そう思った瞬間



キターーーーーー！！！！！




マグロロッドがありえないぐらいブン曲がっている！！！


うわ！シブ掛けてるやん！！！



「なにこれ、なにこれ！ヤバい！ヤバい！」



確かに、尋常じゃないぐらくいデカイのが掛かっているようだ。

ドラグが半端なくでていくし、

ロッドがありえないぐらいの角度で曲がり、先端が海面に吸い込まれている。



ナミボー「オイ！シブ、ライン出過ぎや！根に潜られてまうから、スプールちょっと押さえろ」


赤ちゃん本舗シブ「え？なに？なに？うわ、ムリムリムリムリ！！！」



とっさの事でガッツリとスプールを抑えてしまうシブ。


はい、これまたラインブレイク！！！






「なんなんすか、あの引き！あんなん絶対ムリっすやん！どないもできへんかったっすよ！」



確かに、異常なまでの引きだった。

あそこまで引くのは、相当なモンスターだったに違いない。



でも、それを差し引いても、あの





へっぴり赤ちゃんファイトはいただけないなぁ



とりあえず、もうちょいマシなタックルを揃えてから出直せ！！！












バナナも謎のモンスターに瞬殺される。

掛かったのは１回のみ。



ちなみにらっきょは





「ええ、完全ノーバイトですよ。ええ。こうなる事は知ってましたよ、ほっほっほ」










帰りにハイエナの達人、らっきょがみんなに王将をおごってくれた。





「ほっほっほ。私が最年長ですからね。これが大人の振る舞いですよ。ほっほっほ」



なんかカッコよかった。









「まずっ、ここの王将まずっ！らっきょが奢ってくれたからええけど、ホンマまずいなこれ」


奢ってもらっておきながら、文句をたれるバナナ。



まあ、確かに田辺インター近くの王将、めっちゃ客多かったけど

すげえ激マズイぞ、この野郎！！！

反省して、さっさと潰れろ！！！（でも、客で溢れかえっていた・・・あほくさっ！）






マグロクエスト３部作　　～完～






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またすぐにでも行くと思いますが

めちゃくちゃ長くなったので、正直めっちゃめんどかったっす。
（しかも、某浮き輪星人に引っ張りすぎとか言われた・・・・自分は全く更新すてねーくせに！）

かなりめんどくさくなってますが、みなさんの

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よろしくお願いします！