シーバカ日誌最終章

残り１７










タイトルの事だが、別に知り合いに天台宗の僧侶がいるわけではない。








簡潔に言うと








嫌な感じの友達である。






友達が顔面に直撃する。



ええ、これですよ、これ、ええ。







１１月３日






まさひろがバナナハウスにて料理を振る舞ってくれるというイベントが発生した。







どんなダメな人にも、なにかしら生きている意味がある。


必要とされている。


どんなにダメでも、なにかしら取り柄はある。







そうしみじみと思わざるを得ない、心温まるイベントだ。







冗談抜きでメチャクチャうまいまさひろの手料理をたらふくご馳走になる。












バナナズ赤ちゃん「・・・なんや、こんなダメなおっさんでも取り柄あるんやなぁ」










まさひろ「なにみとるんじゃ、こらぁ！」

バナナズ赤ちゃん「ヒッ！お父ちゃんタスケテ！喰われてまう！！！」





心温まるエピソードの後








まさひろ「西宮釣れてるんちゃうん？シーバス行こうや！！！」


ナミボ「いや、もうええっすよ。シーバスとかええし。」


まさひろ「釣りたいやん！尼崎いこうや！」


ナミボ「いや、ええっすわ。尼崎なら確実釣れる自信あるけど、ええっすわ。もうあの釣りいいんすよ。それより和歌山行きましょうや。釣れないかもやけど、あのパターンで、落ち鮎で一回でいいから釣りたいんすわ。釣れないかもやけど、あのパターンで釣りたいんすよ！キラキラ光る銀ピカのシーバスを！！！」



まさひろ「でも、きっと釣れへんでー」



ナミボ「せっかくの休みに、西宮とか尼崎のシーバスとかどうでもええんすよ。いつでも行けるっしょ！どうせなら和歌山の、価値ある一匹をめざしましょうや！」



まさひろ・バナナ・あーりー「うん！そうやね！行こ行こ！！！」






４人で一路和歌山へ！！！！GO！！！！！





途中、閉店寸前の釣具屋へ










全品５０％オフやでぇ〜。ワクワクするでぇ〜







・・・ゴミしかないでぇ〜





そして釣果は








まさひろの友人　アーリー（バナナと同い歳）がデカイのを掛けるがバラし

ナミボ　ちびバラし



まさひろとバナナは



ゴミくず




えー、結論から言いますと







バカやろう