シーバカ日誌最終章

前回のあらすじ

落ち鮎パターンに対してやり場のない怒りをぶつけるナミボ。
だが、意地で通い詰めた結果、ようやくに落ち鮎パターンと思える
水面爆発のバイトで巨大シーバスをゲット。
果たしてサイズは？？？











ランカー釣れた。

ビビるぐらい大きく感じたが、ただデブなだけの８２センチだった。

長年シーバスをやっていて（いうても７年ほど？）

ようやくランカーをゲット出来て正直ホッとした。


落ち鮎パターンともおさらばじゃい！！！


下流でギャーギャー騒ぐカップルアングラーが

チャイチーなセイゴをゲットして大騒ぎしていたが、他のアングラーは沈黙状態。

基本渋い中での特別な一本だっただけに、もう帰ろうかなと思ったが

しばらくすると、目の前で


バブン、バップン


ゲップみたいなシーバスの捕食音が聞こえてきた。

チャンス到来！！！

浮き輪殺法で出まくるが、のらない！！！


明らかにこれ、自分のルアーにでたやろ！


そう思えるバイトでものらない。

そのうちアチコチでゲップが始まってわけわからん状態に。


え？今の俺のルアー？え？なに？ただのゲップ？


バリウムを飲んだ加藤茶の大群に囲まれてるかのような錯覚に陥ったが

なんとか




６０ぐらいをゲット。






先ほどのランカーと比べると子供みたいだが、これもめちゃくちゃ元気でよくひいた。

ゲット直後にルアーをロベルトしてしまい、FGしているうちにゲップタイム終了。



ランカーは残念なことに眼に刺さっていたのでお持ち帰り。

以前に片目をフックで潰されてうまく捕食出来ずにガリガリになったシーバスを釣った事があり

あんな目にあわすぐらいなら美味しく頂こうと決めていたので〆ることに。


こんなでっかい、しかもお腹パンパンに卵もってるのになぁ〜


そう思っていると浮き輪星人参上。


お、でっかいやん。なに？袋？ないよ、そんなもん、バチコンしたろか！あ•••これ、使う？


そういってコンビニ袋を手渡す浮き輪星人。


いやいやいやいや！

ハチマルに、しかもチャイチータイプのコンビニ袋て！

ケツから味噌汁級の下痢状態の人に


これで拭く？


いうて木の葉一枚渡すのと同じ行為やで、これ！！！


そう思いながらも、浮き輪星人からの祝福を受け帰宅する。


家に帰って


うおおおおお！めんどくせええ！！！ってかデカすぎるし、骨かたすぎぃいいい！


苦労して捌き、卵は煮付けにしたが




なにこれ！！！うっまぁああああ！！！めっさうっまぁあああ！！！





こんなん海原雄山でも旨い言うで！

身もかなり旨い！脂のってるで！


うん、来年も落ち鮎パターン行こ。