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~そして消滅へ~

2014年01月07日

2014年初釣り ~釣りが怖くなった日の巻~










2014年 1月4日




俺は、この日の事を一生忘れないだろう。




行く前は

「おらぁ、ワクワクすっぞ」



と、初釣りに心をときめかせていたのだが




帰りには


「・・・・・・もう、いかね。ジギングとか、特に紀北、明石とかのジギングはおら、もう絶対いかね」



と、心に誓ってしまうほどの恐怖を体験してしまったのだ。

思い出しただけで西野カナ以上に震えてしまうのだが

約束通り書こう。

では、釣行日記スタート!





2014年1月4日
※ナミボー的にはこの日、空からアンゴルモアの大王が降ってきた日として記憶された。




もともと明石やら紀北のジギングは日本海と違い

たいして釣れないし面白くないと思っているナミボーだが

ヒゲオ社長のたっての願いで仲間を集め

ジギングに行く事にする。

だが、そこはさすがに初釣りだし、久々のジギングで

ちょっと楽しみにしていたりもしていた。


「なんか前々日にMasaさんが行ってるけどメジロあがったらしい」

「シルバーのロングジグを用意しろ!」



等々、色々な情報が飛び交う。



調子の悪い愛車を帰りにガレージエムにブチこむため

ナミボーカーでバナナを拾い

ジョタロハウスにてジョタロカーに乗り換えたのだが

車内に入りしばらくすると


「・・・ん?なんだ?」


ジョタロの車?いや、さっきこいつと外で話していた時もそうだが

なんだか秋の御堂筋を歩いているような

強烈な銀杏・・・いや、確実にウンコ臭がするぞ!!!



ジョウタロウから発せられる強烈な銀杏臭もとい

謎のウンコ臭はずっと続く。

たまりかねてその事を指摘すると


ジョタロ「なんすかー!そんなニオイしないっすよ!」

バナナ「マジで?」


後部座席にいたバナナが前に顔を突き出すと


バナナ「うわ!くさっ!ホンマや!マジでウンコのオイニーがするぞ!ジョウタロウ!お前!なんちゅうお下劣なニオイさせとんねん!」

ジョタロ「なにを言ってるんスカー!」

バナナ「スカはお前だよ!このスカトロ野郎!」

ナミボ「・・・・・やば。マジで気持ち悪くなってきた・・・・おえええ」



そんなこんなの騒動がありつつ

ジョウタロウから発する謎のウンコ臭の正体もわからないまま

集合場所近くのコンビニにて、Masaさんが買いものをしているのに遭遇する。



前々日にも来ているはずなので、集合場所を詳しく聞こうとしたら

容赦なく先に行ってしまうMasa。
※ちなみに終了後の帰り道に、みんなで恐怖体験を語り合いながらラーメンでも食べようと提案しても、この男だけが容赦なく帰って行った。



迷いながらも、なんとか集合場所に到着すると

俺達を置いてけぼりにしたMasaと

仲良しゲイコンビのらっきょとゴムオが居た。




ゲイコンビはみよしを独占すべく

使いもしねえロッドを何本も持参して

先頭にあるロッドホルダーをすべて独占するという

乗合船ならまだしも、みんな仲良しチャーター便で


「俺達が先にきた!だから、ここは俺達の場所だ!」



と言わんばかりの強硬姿勢をとっていた。

この、法を盾に取った恐るべきゲイコンビに


バナナ「あの二人が独占してるからロッド刺されへん。前におるヒゲオシャチョーと俺、イチイチロッド持ったままにせなあかんから、マジめんどいねんなぁ。使わんロッド後ろに置いてくれたらええのに・・・・」


と、苦情が持ち込まれてきたが

ナミボーは大人なので事なかれ主義を貫く事に決め、

終始黙っていた。



紀北まで船で1時間ほど。

ポイントに着くと


「うわ、周りが船でいっぱいだ!」



大して釣れもしないのに、船があちこちにわっさわっさと群がっている。

なんてこった。

こんなに船がいっぱいなのに、どの船もほとんど釣れていない。



たま~にハマチ小がポツポツと揚がっている。

そして、我々の船も当然の如く釣れない。




我々の船には8人乗っていたが

誰一人満足も、楽しみも、快感も

釣りの醍醐味もなんにも得られないまま

ただ、シャクリ続けて腕が痛くなるという、そんな

罰ゲームみたいな数時間を過ごし

初釣りが終わってしまった。
(船中で何匹か釣れたが、ハマチ小とか、タチウオとかサバであんまり嬉しくない)



2014年初釣り ~釣りが怖くなった日の巻~


みよし付近を独占する極悪ゲイコンビに西野カナ級に怒りで震えるバナナ。


2014年初釣り ~釣りが怖くなった日の巻~


謎のウンコ臭を発生させた挙句、2回連続で魚類とノーコンタクトに終わってしまったスカキノコ城太郎。

神が与えたもうた試練とはいえ、あまりにもヒドイ。


2014年初釣り ~釣りが怖くなった日の巻~


「一度でいいから青物を釣ってみたい!




そう言ってこの釣行を計画したヒゲオ社長。

完全ノーバイトだったのだが、むしろ本望だったのだろう。

満面の笑顔がなんともいえず憎たらしい。




2014年初釣り ~釣りが怖くなった日の巻~


髪の毛がバシバシになり、捨てられた小汚いチワワみたいになってしまったのに満面の笑みのヒゲオ社長。

完全ノーバイトだったのに、一体なにが嬉しいのだろうか?



ゴムオに猛烈にお祭りアタックを仕掛けたり


「なぁ、この結び目おかしない?これ切れへん?つうか、結びなおしてや」



と、他人への被害は甚大だが

本人は常に大満足のご様子だった。




風が強くなったので、これ以上は危険と判断され、ストップフィッシングの時間が来た。



あ、ようやく帰れるんだ。

この、全然釣れないのに、アタリすらないのに

ただひたすらシャクるという、

果たしてジギングという釣法は間違いじゃないのか?

ジギングは魚を釣るという行為に対して適してると言えるのか?

そんな、哲学的な事まで考え出していたのだが

ようやくに解放される時が来た。



船中半分近くがボウズだったが

ジギングというバカげた行為に終止符が打たれ

安堵感さえ漂っていたのだが

むしろ、本当の西野カナはこれからだったのだ。

2014年初釣り ~釣りが怖くなった日の巻~







帰りの道中、キャビンの奥のスペースで寝て帰ろうと企むゴムオ。

そそくさとキャビンの奥で横になり、


「ふぅ~、楽チンポジション確保したぜえ」


と、堂々と卑怯っぷりを見せつけていたのだが

これが完全に仇となる!



キャビンの奥は一段下がった場所になっていて

人が二人ぐらい膝を折り曲げて横になれるスペースがあり

手前にも二人ほど、計四人が地べたに座れるようになっている。



さあ!ここからが地獄の時間だ!!!






ゴムオ、ナミボ、バナナ、ヒゲオの順で奥に詰まっていたのだが

この4人は地獄の苦しみを味わう事になる!

帰りは風が強く吹いてきたので、結構なうねりがでてきたのだが

船が中々のチャイチーさ加減なので、波を拾いまくる。

もう、とんでもないぐらい縦に揺れる!!!



2014年初釣り ~釣りが怖くなった日の巻~



「お、なんだ、なんだ、結構揺れるなぁ・・・・ははは」

まだ笑顔が見えるのだが・・・・



2014年初釣り ~釣りが怖くなった日の巻~




「お、お、お、これ、すげえ揺れるぞ、あ、あ、あ」


一抹の不安がよぎる。

そして

2014年初釣り ~釣りが怖くなった日の巻~



「ギャアアアアアアアア!!!!体がちぃぎれるぅううう!!!!」




とんでもない揺れだ!

イスに座っているらっきょ、Sさん、Masa、ジョタロはまだ大丈夫だと思うのだが

一番揺れる船の前方に居て、かつ、地べたに直接座っている我々へのダメージは

最早想像すら超えていた!



殴られたのかと思うぐらいの衝撃が走り、内臓が飛び出るんじゃないかと思う程の

バウンドで腰や全身を強打しまくる。

船の揺れの衝撃で殴られたかと思うぐらい頭が痛くなったのは、これが初めてだ。



特に、キャビンの一番奥にいるゴムオの真上の天井部分が

ガラス窓になっているので、大揺れする度にバウンドしたゴムオが

ガラスを突き破るんじゃないかとハラハラしてしまう。


ガラスを突き破ると一段高い運転席の船長と、丁度目線が同じ位の高さになるので

まさしく目と目で通じあってしまう「MUGO・ん…色っぽい」状態に!

そんな工藤静香現象だけは避けようと、ゴムオも必死で体を固定させている。




だが、あまりの恐怖におかしくなってしまったのか、ゴムオがしきりと


「あひゃ、あひゃ、うひょー!ほー!」



と、奇声をあげはじめた。



初めてキン〇マを舐めてもらったかのような、不思議な奇声をあげるゴムオ。



だが、次第に


「ホー!フォー!フォー!ホー!」





完全に志村動物園のパン君と化してしまう。


2014年初釣り ~釣りが怖くなった日の巻~



おいおい!どうしたんだよ!落ち着けよ、ゴムオ!



チンパンジー化したゴムオは大揺れする度に奇声をあげつづける。



もはや波の揺れよりも隣のゴムオがこええ・・・・。

第二の恐怖に震えていたのだが、疲れ切ったパン君の声も次第に弱々しくなり




2014年初釣り ~釣りが怖くなった日の巻~




2014年1月4日 15時35分42秒   ゴムオ死亡




ゴムオが戦死したので静かになったなぁと思ったのも束の間、今度は


「うわぁー!うわぉおお!うほぉおお!!」


大揺れする度に、ヒゲオがゴリラのような雄たけびを上げ出す。


ここは天才志村動物園かよ!




珍獣たちの叫びと揺れに、もう身も心もクタクタになるナミボ。

だが、1時間あまりの死の航行を終え、なんとか生きて港に到着。





例え、タダでも、むしろ、お金くれるって言われても、もう行かない。




そんな決意を胸に、頑張ってくれた船長に11500円を支払うナミボー。




船長もそうだが、とても良い人ばかりの貸し切りチャーターで楽しかったのだが

帰りに体験した

2014年初釣り ~釣りが怖くなった日の巻~



MAX西野カナ

俺を心の底からの恐怖に震えさせてくれた。




みんな、ありがとう。



ナミボーは明石とか紀北とかのジギングは卒業します!さようなら!



2014年初釣り ~釣りが怖くなった日の巻~






帰りに、なんとかギリギリで蘇生出来たゴムオ。

和歌山ラーメンは「あひゃ!くそまず~い!」を連呼していた。

うん。俺も和歌山ラーメンはウマいと思わねえ。


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Posted by ナミボー at 00:21│Comments(8)
この記事へのコメント
あーごめんごめん、バナナに先行くでって言ったんだけど、聞こえてなかったんかな。
ラーメンは行く事になってたの知らなかった、ゴメンナサイ。

恐怖体験、イス組も腕が折れるかと思うくらい踏ん張ってました。
ジョウタロウは外から波を浴びても悟りを開いたがごとく不動でした。
天井頭打ち組に比べればマシだと思いましたが。

でも、また行きたいと思います。笑
Posted by Masa at 2014年01月07日 00:48
お疲れサマンサ!

いやぁ~ 楽しかったよねぇ~

2年連続坊主と フリーホールと まずいラーメン!(笑)

来年も行こうね!
Posted by ヒゲオ at 2014年01月07日 11:37
ハァハァ
おもしれぇ〜
Posted by wa-ka- at 2014年01月07日 17:46
それで腰椎圧迫骨折した人が運ばれてきた事あるんで気をつけて!!

有名な和歌山ラーメン店は、たいてい不味いですよ!
行列のできる井○○店なんてクソです(笑)
Posted by カッキー at 2014年01月10日 13:19
Masaさん

見ましたよ。
日本海ジギング大変でしたね。
僕は紀北はもう行きません(笑)
あまりにも辛すぎたっす!

次こそは一緒にラーメン喰いましょう!
Posted by ナミナミ at 2014年01月14日 18:32
ヒゲオさん

丁重にお断りします。
Posted by ナミナミ at 2014年01月14日 18:32
wa-ka-さん

あ!ルアー職人wa-ka-だ!
サインちょーだい!
Posted by ナミナミ at 2014年01月14日 18:33
カッキーさん

まじっすか!
骨折て・・・・いや、でも
それぐらいの破壊力ありました。

和歌山ラーメンてなんであんなにおいしくないんでしょ?
ちなみにナミボは喜多方ラーメンも嫌いっす。
Posted by ナミナミ at 2014年01月14日 18:34
 
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