2015年06月12日
南紀釣行 ~そして地獄へ~
前回までのあらすじ
南紀釣行に向かう車中で、赤子がなんかイキッてもうて調子乗りだした。バナナもなんかイキッてた。そして、そのツケはキッチリと支払わされることになる・・・・・身をもって!
磯に渡された瞬間
うおー!すげえサラシできてるぅうう!!!

ハアハア興奮するバナナ。
バナナ「あっこやっていいすか?」
ナミボと渋「ドーゾ、ドーゾ」
基本、チームシーバナナはそんなにがっつかない。
見るからに良い場所であっても
「俺あっこ投げてもいいすか?」
と、誰かが言えば
「あ、どーぞ、どーぞ」

ダチョウ倶楽部的譲り合いの精神を持ち合わせた
我ながら素敵なチームだ。
(ほぼ同時の場合はじゃんけんで決める。釣れてなかったらそいつにいい場所を譲ったりもする)
バナナはサラシを狙い始めた。
それを横目に見ながら
「よっしゃ、投げましょか、バブバブ」
赤子の渋がタックルを・・・・あれ?
ナミボ「お前、それ、バイオ4000やんけ。チャイチーやん」
赤子の渋「いやいや、これでもいけますって。8000重いっすもん」
・・・赤子よ

でも、それじゃ無理だって!
モンスター来たら終わるって。
だが、

頭の悪い烈海王みたいになっちゃった赤子の渋は
サスケ裂波を
ええーい
アホみたいな歯抜けの口を目いっぱい開けてフルキャストしている。
・・・なんてこったい赤子の渋

もはや救いようがないバカ海王はほっておいてキャストすると
あ、なんかアタリあるぞ!
バナナ「うお!ナミさんトビウオ飛んでる!なんかに追われてるぅううー!」
激アツターイム!!!
と、そう思った瞬間
「うわぁあああああ!!!!」
赤子のロッドが鬼のように曲がっている!

※イメージ画像
ナミボ「うわ、なんやねん、その曲がり方!」
うわぁああああああ!止まらへん!うわぁあああああああ!!!
叫ぶ赤子。
イメージのような格好よく耐えるんじゃなく、

江頭2時50分なみのへっぴり腰でファイトしている。
うわぁあああ!!!こんなんムリムリ!!どーすりゃいいのー!
渋ガシラ2時50分と化した赤子。
近くで見ながら
あ、こいつ、これ、あかんやろな。
このヘッピリ腰じゃなぁ・・・・
あきらかに大物が掛かっているのだが、この赤子のファイトを見ていて
ナミボとバナナはそれぞれ心の中で
この渋のファイトはなぁ・・・もっとロッド立ててファイトしないとなぁ。他のメンバーなら獲れるかどうかはともかく
こんなへっぴりファイトはせえへんやろなぁ。赤子たる由縁やなぁ・・・
そう思っていたのだが
赤子は赤子でなにかしら成長していたのだろう。
やばい!根に潜られる!
そう思ったのか、
パイン
急にベールをフリーにしたりしていたのだが
当然の如くラインブレイク!
赤子「うわー、切れてもうたー!」
ナミボ「4000じゃなぁ・・・」
赤子「いやいや、あんなん無理ですって。どうすりゃええの?」
ナミボ「だから8000つけろって」
赤子「いやいや、あんなん無理ですって。」
ナミボ「そういや姿見えたん?」
赤子「姿見えました。なんかどデカイ青物でしたわ。メーターあったんちゃいますかね。」
ナミボ「根に速攻行ってたからヒラマサちゃうか?ここ実績あるし」
赤子「いやいや、あんなんどうすりゃいいんすか?」
ホントに頭の悪いやつだな!
だから!8000つけろって言ってるだろ!ボケェェエエ!!!!
それからもずっと
あんなんどうすりゃいいんだ・・・・

魂の抜けた渋はずっとブツクサ言ってた。
だーかーらー

いいから8000つけとけって!このバカ!
まあ、どっちにしろKGエボリューションヒラではパワー不足だけどね。
テンションの下がる赤子とは対照的に
俄然テンションアップするナミボとバナナ。
二人ともガチタックルなので
ヒラマサ!でてこいやぁーーーー!!!!
キャストしまくる。
アタル当たるあたるATARU!
なんだこの無限バイト!!!
なんだこの怒涛の様な連続バイトは!!!!
すげえ
これは
まさしく


ダツの玉手箱やぁああ!!!!
うわ、つうか、これなんやねん!
よー見たら

大艦隊級にダツが恐ろしい数でおるぞ!
ダツのオンパレードやないか。
うわ、サラシにも!
うわ!すごいすごい!なにこれ!
ダツが群れをなしして、かなりでっかい
キングダツみたいなボスクラスが結構な数でおるで、これ!
赤子よりあのダツでかいんちゃうか!いや、マジで!!!
たまーにトビウオを追ってメジロがまわってくるのをみたが
ダツが多すぎてパネェ!
しかも、ダツもさることながら、

海ガメもパネェ!
すげえ数の海ガメだ。
一気に7~8頭が浮かんで呼吸をしている。
なにかしら海面のどこかに絶対に1~2匹は浮いてるぞ、これ。
サラシだろうが潮目だろうが
とにかく狙った所に海ガメあり。
ホントに気をつけないと、海ガメに引っ掛かるで。
「うわ・・・マジやば・・・・・あーーーーー!」
バナナの絶叫とともにドラグが恐ろしい勢いで走りだす。
やってもた!これ!海ガメかかってもた!・・・あ、切れた。
恐るべし海ガメダツ地獄。

いや、もう、お前何匹目?なんなん?ラインぐちゃぐちゃなるし。
なんでお前なん?
なんで
なんでシイラおらへんの?

完全に心が折れたその時
すぐ横でライントラブルを解消しててルアーほったらかしにしてた赤子が
「うわ、なにこれ?なんか釣れてた」

うん、ハリセンボンだな。

赤子「すごいな、こいつ。IPのフック噛んで折れてもうてるやん。」
確かに歯凄いな。
でもほったらかしにしてて釣るお前も凄いな。

はい、地獄しゅーりょー!!!!
この日もう一人のルアーマンである見知らぬお兄さんは単独で超一級磯に渡るも
エソとペンペン60センチのみであったらしい。
次回!シーバカ日誌から重大発表!
~そして伝説へ~
色々と思うところありなので。
詳細は次回を待て!
Posted by ナミボー at 00:25│Comments(2)
│どうでもいい話
この記事へのコメント
以前コメントさして頂いたのですが覚えてませんよねw
ダツデカいっすねw凶器レベルw
今回もめっさ楽しかったですw
ブログ早めの最新お願いしますw
ダツデカいっすねw凶器レベルw
今回もめっさ楽しかったですw
ブログ早めの最新お願いしますw
Posted by シゲ at 2015年06月21日 07:07
シゲさん
いえいえ覚えて…ません!すみません!
昨日喰った夕飯すら危うい記憶力なので!(笑)
ダツはやり投げに使えそうでした。
新展開になったら更新とかヤバくなると思います!
期待しちゃダメ!絶対!
いえいえ覚えて…ません!すみません!
昨日喰った夕飯すら危うい記憶力なので!(笑)
ダツはやり投げに使えそうでした。
新展開になったら更新とかヤバくなると思います!
期待しちゃダメ!絶対!
Posted by ナミボー
at 2015年06月24日 08:57
