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~そして消滅へ~

2017年01月04日

手取川サーモンフィッシング2016





去年の釣行で記事にしていないのが結構たまっているので

ボチボチ更新していきます。

11月に手取川サーモンフィッシングに行ってきました。

2014年に初めて参加してから3回目。

3回目ともなるとさすがに手慣れてくる。

まずはサケ釣りの命ともいえるサケトレーラーの補充をする。

手取川サーモンフィッシング2016


「....サケトレーラーってなんだぁ?」

手取川サーモンフィッシング2016


そんな世紀末モヒカンアタマな人たちの為に説明すると

サケトレーラーとは、10〜30グラムのスプーンにタコベイトを取り付けた

世にもふざけたルアーである。

そもそも

「はぁあああ?なんでこんなふざけたルアーで喰ってくるんだぁ???」
「こんなもん使わなくても、サケは釣れるだろうぅ??ああーん?」


な、世紀末モヒカン伝説なアタマの方も居るだろうとは思うが、そんな人には

手取川サーモンフィッシング2016


「知るか!バカ!」

と言うしかない。

そもそもこれを一番最初に作成し、サケを釣った人に俺が聞きたいぐらいだ。

なんでこんな変なわけのわからんもん作ったんすか?


と。

そして、こんなわけのわからんルアーを喰ってくるサケたちにも聞きたい。

なんでこんなわけのわからんもんを喰ってくるんだぁ?



定説ではサケは遡上を始めるとエサを食わなくなるらしい。
(論争になるので、ここでは喰わない事を前提に話を進めます)

エサを食わないサケを苛つかせたり、昔の本能で口を使わせて釣るのが

サケ有効利用調査という名目のもとに許されるルアーフィッシングなのだ。
※勝手にサケを釣るとガチで逮捕されます。

そして、ここが重要。

圧倒的に釣れるのだよ、サケトレーラーは!!




嘘だと思う人は、サケ釣りに行ってスプーンなりプラグを必死こいて投げるといい。

手取川サーモンフィッシング2016



そして、後悔するがいい!
※決してスプーンやプラグでも釣れないわけではない。釣果に圧倒的な差が出るだけ。



さあ、始めようか!手取川サーモンフィッシング!
※サケ有効利用調査という名目のもとに行われる石川県での合法的なサケ釣り


朝の6時に受付の管理棟に並ぶと予想通り長蛇の列。

毎年の事なので慣れているが、このクソ寒い中みんなよく並ぶよなぁ。

多分先頭の人は深夜1時とか2時から並んでる。

場所取りが重要なのだが正直

釣れるのは案外どこでも釣れる。

圧倒的にサケが溜まりやすいのが管理棟のすぐ前で、そこが激戦区だが

そこでなくても釣れる。

ただ、川幅も狭くスレ掛かりも多いため、一番人気のその場所には人が集中する。

少し下流に陣取るOさん。
(毎年行ってる人。いつもお世話になっております。)

ナミボは上流側を陣取る。

開始は7時からで、30分前には準備万端で川岸で待つ事になる。

「開始のサイレンが鳴ってから始めてください!それまでは投げたらダメ!絶対!」

受付の監視員のじいさんが

なにを言ってるか音割れがヒドくてわかりにくい拡声器で怒鳴っていても、

応募要項に注意事項として載っていても、

どこの世界にも

手取川サーモンフィッシング2016



「聞いてないよー!」

みたいなダチョウ倶楽部的な人はいる。

全員が所在無さげにボーッと川を眺めているのに

なにを思ったのか、ナミボのすぐ上流に居るベイトタックルの若者は

容赦なくサケトレーラーをぶん投げている。

「......いやいや、おっさんわかりにくいけどガナッてたやん。つか、誰も投げてないしわかるやん」

たまに、自分だけ投げてる状況はおかしいと思うのだろう。

周りをキョロキョロ見回すが

「え?なんで自分ら投げへんの?余裕なん?ええのん?」

みたいな顔してフルキャストをかますベイトマン。

監視員のおっさんが少し離れた場所を通ったが

明らかに視界に入ってるっぽいのにフル無視されるベイトマン。

ナミボも

「いや、自分投げてるところ明らかに浅すぎて、超チャラ背やし、絶対サケおらんで」

そう思いながら眺めるだけにする。

そうこうするうちに7時。

サイレンの音がなり、全員がキャスト開始!!!

ここで、ベイトマンも

「あ!これ、開始なん!うそん!」

みたいな、少し恥ずかしげな顔をしつつも、フルキャスト。

ナミボはウエーダーなので、浅瀬をジャブジャブと真ん中まで突っ切って、いい場所を陣取ろうとすると

下流の中州からアングラーが上流に向かって浅瀬をゴイゴイ進んでくる。

「うわぁあああ!やっぱりそうっすよねえ!」

若干の期待を込めつつ前進したのだが、案の定、世の中は甘くなかった。

明らかにナミボに非があるのでスゴスゴ退散する。


下流に行き、Oさんのすぐ横があいていたので隣の人にも断りを入れて陣取る。

さあ、始めようか!!!


キャストをするが、やはり管理棟前の激戦区が良いようだ。

遠目でも竿がしなり、ちょこちょこ釣れている。

あれ、つか、なにあれ?

めっさ竿長いやん。

どうやらエサ釣りの人も混じっているようだ。

超長いのべ竿にタコベイト+サンマの切り身を付けた仕掛けで

結構な割合で掛けている。

「おおー、すげえなぁー」

負けじとナミボもここの釣りのセオリーを試していく。

河口付近なので常に流れはあるが、潮の関係で勢いが変わってくる。

流れに合わせてタコベイトの重さを変えていく。

底スレスレを漂わせるようにドリフトさせる

絶妙なルアーウエイトとロッドの角度と巻き取りスピードがマッチすると


ゴゴン!


根掛かりかと思うような重みがロッドに加わり、


んんん?なんだぁ?


と世紀末モヒカン頭になった瞬間


ギィーーーーー!!!


凄い勢いでラインが走り出し、ドラグは悲鳴をあげる!

「あ、そうそう、このヒキだ!これだ!これ!」

暴力的な鮭のヒキを思い出してワクワクしながらファイトをする。

毎回思うのだが、こんな狭い河川でやっているから穫れるのであって

鮭のヒキはそもそもシーバスタックルでやっていいレベルではない。

シイラ並みに引く上に重量感と持久力もある。

ナミボ史上最高のゲームフィッシングと言っても過言ではない!


多分!絶対!


今年は鮭の活性がいいのか、フックが口に掛かっている。
(初年度は口、2年目はほとんどスレ掛かりだった)

喰わせた感も強いし、なによりファイトが楽なのだが

それでも時折20ポンドのショックリーダーをパワーだけで楽々とぶっちぎっていくモンスターが掛かる。

楽しいので終了の3時までやって、メス4匹、オス2匹

カケバラシは2ケタとサーモンフィッシングを堪能したナミボ。

手取川サーモンフィッシング2016


釣友のOさんも周りのアングラーもいい感じで釣れていた。

すっごい楽しいんだけど、唯一の不満


メスお持ち帰り禁止=イクラ喰えない


これだけはホントになんとかして欲しい。

イクラ喰わせて!メス一匹だけでいいから持ち帰らせて!絶対!!!
(メスは釣れた瞬間容赦なく監視員のジジイのジャッジ後、強制的に生け簀ボックスへ入れられる)

ちなみにメスは何匹釣ってもいいけど、全て没収。

オスは5匹釣った時点で釣り終了。

オスのリリースは不可で、故意にリリースした場合はカウントされるらしいが

そもそも監視員のジジイもそこまで暇じゃないから、カウントなどしていない。

去年は監視員のジジイもさぼり気味だったので、今年こそ間違えたフリをしてコソッと

メスをストリンガーに繋ごうとしたら

それ、メスやでー

遠くからジジイにさり気なく注意された。

なんでジジイのくせに目がいいんじゃゴルァアああ!!!



サケの遡上率が全ての釣りだが、その魅力的なファイトを味わいに今年も行く事になるだろう。

そして、いつかはキングサーモンとか、なんかそんな感じの

海外のサケをアラスカかどっかで釣ってみたいと思う今日この頃である。


〜あやふやな抱負で次の釣行に続く〜


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Posted by ナミボー at 17:00│Comments(2)
この記事へのコメント
あけましておめでとうございます
今年も応援しています!ゴムオさんより更新お願いします。
Posted by ヒラやってる男 at 2017年01月05日 10:13
ヒラやってる男さん

あけましておめでとうございます!
ありがとうございます!
更新はボチボチ頑張りますヨォオオ!多分、絶対!?
Posted by ナミボーナミボー at 2017年01月06日 19:16
 
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    コメント(2)